日本海天然資源・尹大統領が探査掘削表明、韓国東岸沖に莫大な石油埋蔵…日本海ディープ・インパクトにより生成・埋蔵
これは資源ナショナリズムを煽る目的ではない。
実は、拙著「千年後に迫り来る 大洪水」の中で、
日本海は紀元1世紀頃のディープ・インパクトで誕生
という内容を書かせて頂いた(下写真)。
これは、下の日本海地質構造(旧ソ連科学アカデミー作成)図を見るとより分かり易い。右下が日本列島であり、左下が朝鮮半島になっている。
まさに、日本海の中央部付近に半円状に地質構造の変化が見て取れる。
では、韓国発表の掘削地域は下図である。
日本海で見ると、下図のように表される。
赤枠:試掘地域、
黒破線:ディープインパクト想定域
なぜ、ディープインパクトと石油資源の存在が関係するのかは、インパクトの熱エネルギーと無酸素状態によってプランクトンが蒸されるからである。
(実際には、石油に変化する過程は分かっているが、なぜ油田地域でそうなるかについては分かっていない)。
もう一つ、日本海の周辺部に当たる新潟沖や秋田沖には油田やガス田もあることです。
これは、他の例を見ると明らかである。
下図は、有名な(恐竜絶滅を生じた)ユカタン半島である。
約6600万年前に小惑星が衝突したクレーターと影響範囲である。
この海域(メキシコ湾)では、下図のように影響範囲の周辺に多くの油田が操業している。米国の南部沿岸地域である。
上で見るように、ディープインパクト(天体衝突)と石油・天然ガスの埋蔵地域には深い関係がある。但し、深海の地域であり、これも共通している。
他にも黒海がある。黒海でも下図に示すように石油の開発競争が繰り広げられている。ここでも同様に深海での掘削になっている。
皆さんは、黒海とディープインパクトの関係について不明では無いか?
との疑問をお持ちになると思いますが、これについては、興味ある史実があります。
ヒッタイトの鉄は隕鉄であった
という事実です。
ヒッタイト帝国は下の地図が示すように、まさに国会の真南に当たります。最近、ヒッタイトに関する研究も
ヒッタイトの鉄が隕石由来
であったことを証明しています。
日本海も想定インパクト地域の真南には、有名な出雲のたたら製鉄があります。この中国山地で採れる砂鉄は、「真砂(まさ)砂鉄」と呼ばれ、鉄の純度の高いものです。岡山の備前も刀鍛冶で有名で、備前長船と呼ばれる刀剣があります。その他の地域は、「赤目(あこめ)砂鉄」を産出する。純度は高くないかわりに加工のしやすさが特長である。
(この真砂砂鉄とディープインパクトとの直接的関係は不明ですが、日本海にディープインパクトがあれば、ヒッタイトと同じような条件にもなりえます)
これ以上は深く述べませんが、ノアの洪水の原因ともなった隕石の衝突は、紅海付近である事が分かって来ています。
ここは有名なサウジアラビアの油田地帯となっています。
結論から言えば、石油がどうして造られたのか?が一般には分かっていないことになっていますが、それは現時点の範囲の中では、答えを見つけられない…すなわち、
発想の転換が不可欠
という証(あかし)なのでは無いでしょうか。
この辺りの詳細は、筆者の次回著作で詳細に述べます。
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