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日本海は紀元後2世紀、ディープ・インパクトにより生まれた…これだけの証拠と科学者には謎が解けないワケーその2

ディープ・インパクトにより生じる事はおおよそ以下の通り
1.地殻への影響
2.地磁気異常
3.火山が存在する
4.地温、水温が高い
5.海岸線の特徴

 さて、ディープ・インパクト(小惑星衝突)による影響は、
   6600万年前に起きたユカタン半島沖
の現象を見れば参考になる。
 他には、その規模での確認がされていないので参考とすることは難しい。
 筆者が可能性が非常に高いと見ているのは、
  紅海付近へのディープ・インパクト
である。
 下図の地表面写真をご覧いただければ、地表面の特徴からもインパクトがあったとも見ることが出来る。

紅海付近へのインパクト推定図

 この地域へのディープ・インパクトの可能性が大きいことは、
 ・地殻の変化
 ・紅海海底の地磁気異常
 ・海水温が高い
 ・海底火山が存在
 ・幅のわりに水深が2000m以上ある
地学的には大地溝帯の一部である紅海地溝帯をなしており、火山活動も見られる。2011年12月から2012年1月にかけ、イエメン沖のズバイル諸島で海底火山の活動によって新しい島が生まれた。
 地溝帯とは、端的言えば、地殻の割れ目(氷河のクレバス)であり、地殻プレートの境界である。海水温が高温のため、塩分はかなり高いです。
 「フォッサマグナ」藤岡換太郎著によれば、
『例えば、エジプトとアラビア半島の間にある紅海の底には高温の熱水が循環していて幅の狭い紅海では海底の温度が 70℃以上あり…磁気が弱まり、あるいはゼロになっている』
と記しています。
 要は、
  ・海水温が高い
  ・磁気がない
  ・火山がある
という特徴を持っています。
 さらに地殻の特徴を見ると、まさに紅海という細長い海は『地殻の溝』すなわち『割れ目』とも考えられます。
 小惑星などの大きな物体が地球に衝突すると、
  ・地殻(プレート)に割れ目を生じる
  ・地球自体が振動
  ・大地震
  ・大津波
が発生します。
 この紅海付近のディープ・インパクトによって生じた大津波の影響で大洪水が発生しました。
 一部の研究者は、この大洪水はいわゆる『ノアの洪水』と考えています。
これらディープ・インパクトに伴う現象の一連の流れは下図に纏めています。

ディープ・インパクト現象

 実は、本シリーズの目的である『日本海はディープ・インパクトによって生まれた』について、上記紅海の流れと同じように説明できます。
 それは、6600万年前のメキシコ湾ユカタン半島へのディープ・インパクトも同じように説明できます。
 もしこの仮説が真実だとすれば、従来の研究者のアプローチでは決して『日本海誕生』について説明することは出来ません。

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