2024年凱旋門賞 新たな挑戦
アルリファー
日本からのもう1頭シンエンペラーにももちろん勝って欲しいと願っている。
ここでこの2頭を日本からという括りにするこのに異論を唱えられそうだが、すべては日本の悲願達成という大きな目標のため。
この2頭をチームジャパンとして応援する。
その2頭のうち、格別にアルリファーに注目している。
アルリファーは欧州で生まれ欧州で調教を積み欧州で実績を残しているため、大枠で言えば従来の日本調教馬のような遠征による過程を踏んでない。
そう、エルコンドルパサーのそれに近い。日本調教馬でありながら現地へシーズンまるごと遠征し2着した記憶がよみがえる。共通項があるからこそ、可能性を感じている。
騎手が武豊であることも大きな理由となる。20年近く前の回に失格とは言え、日本最強馬ディープインパクトで3着した悔しさがある。その後も、ディープの息子キズナで4着したり悔しい思いをしながら続けた挑戦は今回こそ報われて欲しい。
ここまで論じた内容だけでは、特別に注目するだけにとどまる。
だが、今回は格別に注目した応援なのだ。そして、それに至る要素がもうひとつあるからこそ普段にはない応援度合いとしている。その要素、それは松島オーナーの願いだ。
松島オーナーは武豊に勝って欲しいと願っている。この願いは、もはや、日本の競馬ファン大多数の願いと言っても良いはずだ。そのために、現地で実績のあるアルリファーを買い武豊に乗せるとまでやってのけている。そこにシビれる憧れるゥッ!だ。武豊への推し活度合い日本最強の松島オーナーにしかできない行為である。
この願い、武豊にこそ達成して欲しい日本の悲願を叶えるための最強の応援こそ、絶対に報われて欲しい。
シンエンペラーも大きな勝ちこそはないが、血統で大きな可能性がある。凱旋門賞を勝ったソットサスが兄にいる血統だからだ。
このように、武豊を配置した現地活躍馬と血統的に優位な馬とのコンビネーションという新たな挑戦に注目、どころではない。ワクワクが止まらなくなっている。今年一番に落ち着かない日曜日となるのは間違いない。