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自分だけのG1レース
気持ちが入ればそれはG1レースだよ
漫画スラムダンクの名台詞のような構文で始まるこれが今回の競馬テーマだ
有馬記念や中山大障害のようなオープン馬が出走する最上級のお祭りレースだけがG1レースではない
自分が楽しめる、もしくは、楽しめたならば
そのレースはG1級の思い入れのあるレースとなるはずだ
思い当たる節はあるのではないだろうか
自分にとっては特に
オープン未満のレースがそれである
より具体的に言えば
万券を1点特攻(ぶっこみ)したレースだ
そして
選んだ馬達がスタート直後に先頭と番手を走る
こんな展開になったりしたら
終始このように叫び続ける
そのまま!そのまま!
笑いが止まらない
脳内麻薬が溢れ出ることも止められない
遠慮することもなく溢れ出てくる
職務質問でもされてしまったら
連行は免れないレベルだ
瞳孔もオープンしていたに違いない
このオープンと
競走馬クラスのオープンをかけてはいないが
オープン未満のレース、さらには、下級条件戦のレースへ特攻した時
この展開になると、前残りで決着しやすく
後続の出番はないため
そのままコールが身を結びやすい
もう一度言う
そのまま!そのまま!
けっして
さよなら!さよなら!さよなら!
ではない
そうなってしまうと故淀川長治氏だ
日曜洋画劇場の閉幕時さながら
明日からまた始まる学校や仕事への
ディプレッションを募らせるディプレッシャーだ
板前がラッシャーだ
梨汁ブシャーだ
昭和から平成の懐かしさが走馬灯のようにかけめぐったが
時代感覚がバグるくらいに気持ちを入れたそのままコールには
展開がそのまま決着して欲しい思いと
その瞬間が永遠に続いて欲しい願いがある
その結果、自分だけのG1レースを作り上げるのだ
さあ!
今週末も!!
自分だけのG1レースのゲートを開きに行こう!!!