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『いい歳を重ねる』

『いい歳を重ねる』
先日、いいおじいちゃんになりたいのブログを
上げたような気がしますが何処までも欲深いですね。
2007年の私のブログからです。

『10/10/2007 20:00:00
TITLE: いい歳を重ねる

子供や孫の事に思いが走ると、
当然健康で心豊かに素敵な人生であって欲しいと願わずにはおれませんが、

事が自分のことになると、
つい不健康で不摂生で、
懺悔の日々が続くのはなぜでしょうか。

本来、子供や孫にその様なことを望むのであれば自分自身が姿勢を正すのが当たり前なのに。

でも、いよいよのときは
「いい年を取ったね」
「いい年の取り方をしたね」等とつぶやいて欲しいなんて思ったりもします。

折角、年を重ねるのであれば。

おられますよね、
見本になるような行き方をされた先輩。

白髪や眉間に深く刻まれた皺にも年輪があって、
過去の生き様を背負っておられるような、
人生を達観されておられるような、

衆目にさらされても尚毅然とした、
凛とした姿がそのまま残っていて。

穏やかの風貌の中にも、
今まで生きてきた人生の厳しさや機微などを垣間見せる事もあったりして。

出来ることなら、そんな年寄りになってみたいものです。


『歳月は、元来、長久なものであるが、
気ぜわしい者が、自らせきたてて短くする。
天地は、元来、広大なものであるが、

心根の卑しい者が、自ら狭くする。
四季は、元来、のどかなものであるが、
あくせくする者が、自ら煩わしいものとしている。 菜根譚』


『十歳にしては菓子に動かされ、
二十歳にしては恋人に、

三十歳にしては快楽に、
四十歳にしては野心に、

五十歳にしては貪欲に動かされる。
いつになったら、人はただ知恵のみを追うて進むのであろう。  仏思想家:ルソー』


西日本ビジネス印刷株式会社
代表取締役会長 園田 慶一

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