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『好敵手に感謝の日々』
『好敵手に感謝の日々』
スポーツの世界を見ていたら、
まさしくライバルの存在の貴重さを感じますね。
2008年の私のブログからです。
『03/03/2008 20:00:00
TITLE: 好敵手に感謝の日々
先日、NHKラジオだったと思いますが、聞いてました。
確かスポーツ関係の方が出演をされてまして、
英語の「ライバル」を日本語でどう訳するかの話をされてました。
「敵」と訳すか「好敵手」と訳すか。
当然、好敵手でしょう。
人間、何処にでもライバルはいるものです。
或いはライバルなくして歩む人生は緊張感がなくて、成長も進度が遅くて、
若しかすると真の友情さえ構築する事は難しいかもしれません。
競っているようでなくても競っている。
負けてやっているようでも勝っている。
人生はそんなものではないでしょうか。
学生時代もそうですよね。
際立ったライバル心を持っているわけではないけど競っている。
恋愛だってそうでしょう。
周りの男の誰よりも一番彼女を幸せに出来ると自負しているものです。
家庭でも子どもたちには追い越されたくはないものです。
何時までも親父面をしていたいもの。
家内とだって人間性の高め合いの競争です。
それが日本語で言う「好敵手」。
日常的には仲睦まじい間でありながら、人生においての好敵手。
その存在は大きいものです。
或いはそれは生きがいを導き出すものであり、より深い人間関係を作り出し、
味わい深い人間を醸成する源泉のようにも思えますが如何でしょうか。
より素晴らしい好敵手に恵まれることによって、授かる事によって、自分自身も成長を遂げますし社会的にも有用な人間に仕上がっていくものに思えます。
『私はまた、私の敵にも感謝しなければならない。
彼らが、私を失望させようとしたことが、
かえってこの仕事をやりとおす力を私にあたえたのである。
ジョモケニヤッタ』
西日本ビジネス印刷株式会社
代表取締役会長 園田 慶一