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『疲れた自分が愛おしくなって』

『疲れた自分が愛おしくなって』
秋はいろいろの秋でもありますが、
もの想う秋でもありますね。
2008年の私のブログからです。

『01/27/2008 20:00:00
TITLE: 「疲れた自分が愛おしくなって」

最近ではそんなことはありませんが、比較的若い頃と言った方がいいでしょうか。

昨夜の民放テレビだったと思います。

私は余り民放は見ない、というか見たくないと言った方が正確です。

最近の民放テレビは興味を引くものが余りない事、
番組内容がどうも出演者が楽しんでいるようで画面を見ている我々を意識していないような気がする、

偏った報道がされていたりや納得させてくれる番組が少ない、
番組の捏造が多すぎたり、

最近もあったようですが充分な検証がなされていない報道があったり。

ちあきなおみさんの歌「紅い花」が流れてました。

素晴らしい歌手ですよね。

近来まれに見る方のように思いますし、
司会のたけしさんも高い評価をされておられました。

その中に「疲れた自分が愛おしくなって」の歌詞が含まれてました。

歌詞と私が書いている内容は若干異なりますが「疲れた自分が愛おしくなって」という事では同じですので引用をさせて頂きました。

若い頃、そうですね。

事業や社会活動に一生懸命、一心不乱という言葉がまさしく当時の私であったように思います。

社員を全員送り出し深夜の会社で一人、つかの間の息抜きをするとき、

或いは冷えた体をフトンに包み込んだ瞬間、
極端なときには赤信号のほんの何秒かの待ち時間。

そんなときがあったものです、疲れた自分が愛おしくなる。

多分、時間を惜しむことなく全身全霊を打ち込んでいる方なら瞬間的にでも、
こんな経験はお持ちだと思われます。

なんとも言えない瞬間ですよね。

片方では「なんでお前はそこまでするのか」、
「なんでお前がそこまでしなくてはいけないのか」とか、

又一方では「もうそれくらいでいいのではないのか」や
「もう手を休めてもいいのでは?」とつぶやいてくるのです。

人によっては自殺にまで発展する方がいますが瞬間的にはこのような状況ではないのでしょうか。

人間やはり、一番可愛いのは自分です。

自分が愛おしいと思えるにはやはり時には極限まで追い詰めてみる事も必要なようです。人にもよりますが

「疲れた自分が愛おしくなって」の体験をすると次のステップの愛おしい自分を発見したくなるものです。』


西日本ビジネス印刷株式会社
代表取締役会長 園田 慶一

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