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Mist
2016年6月3日 23:20
六月になりました。陽射しに汗ばむ毎日です。けれども朝夕は風がつめたく、半袖で出歩いてしまったことをいつも後悔しています。 私は夏のために生まれてまいりました。だから夏がくるたびに離れ離れになった恋人に奇跡的に再会したような気分になるのです。それは情熱的なことにはちがいないのですが、同時にそれが永遠ではないことに、いつも心痛めるのです。 終わってしまうくらいなら、始めから夏なんてこなければいい