やり直しをすること

ひっさしぶりの更新!
こんな時間に天花べるです今晩は。

夜勤明けでちょっと出掛け、帰ってきて爆睡。
母にもらった鰻を夫が鰻丼にしてくれて食べ、飲み、再び寝落ち。

人間をだめにするクッションに寝る夫。

もうひとつある大きなクッションに寝る猫。

ペラっペラの長座布団に私。

腑に落ちないけどそこで寝てたのは私です。
仕方あるまい。

一人ベッドに移動したら猫がついてきてくれました。

爛々ざないの笑

さて、前置きが長くなったけども。

かなり前、友達に誕生日プレゼントのリクエストをもらいました。
「サボテンがほしい」。
私は雑貨屋さんにあるサボテンをプレゼントしました。

当時彼は夢を追いかけはじめ、その夢とサボテンと一緒に成長したい思いからこのリクエストをしてくれて。

解ってたつもりだったんだけど。

インテリアのサボテンって多分、「育てる」目的とはちょっと違って。

それがずーっと心残りで。

そして巡ってきた今年の彼の誕生日。
仲良し組で飲む機会があって、集まる直前ふと脳裏に過るサボテンエピソード笑

これまた偶然目の前にあったお花屋さんに吸い込まれ、サボテンコーナーで考え込む。

予備知識はゼロ。

最初はカクテルグラスに入ったミニサボテンが目に留まる。

「…育つのか?」

独り言です。不審者。

次に和風の陶器に入ったサボテン三兄弟を見つめる。

「こっちだな…」

もう育つ育たないの思考はありません。
イメージが一致したのでレジへ。

数歩の中、頭の中は「これで正解か」でいっぱい。
レジでは店員さん同士で雑談をしている。

すぐに気付いてくれてお姉さん登場です。

「これって…お花咲きますか?」

「あ、お花は咲かないです。」

「そうですか…。お水あげればいいんですよね…?」

「そうですね。」

「これで正解なのか」。これは心の声。

「あ、じゃあそれください」。これは実際音になった声。

表に出る声なんてほんの一部です。
そういう話ではなく。

「ご自宅用ですか?」

「いえ…プレゼントで。ラッピングってできますか?」

紙袋には育て方の紙をくっつけてくれたお姉さん。
「これで正解か?」は最早消えていました。
その紙を見て、何年ものもやもやが消えた気がして。

「このサボテンは育つ」!!!!

そんなもんです。

やり直しの誕生日プレゼントは無事友達の手に渡り、あの時のサボテンもまだ飾ってくれてると知りはにかむメモリー。

不正解なんて勝手に決めてるだけなんだけどね。

あの時のサボテンもちゃんと好きで買ったんですよ。

ごめんねサボテン。

ツイートで終わらせようと思ったけど、深夜だからいいざない。

どうか彼の夢がサボテンと一緒に穏やかに育っていきますように。

応援してますよ。

この応援の話はまたいつか。

belle🐚

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