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Funny Bunny その2
先日ファニーバニーについてnoteの記事を書いたが、ふと思い立ってファニーバニーだけのプレイリストを作ってみた。
ピロウズとエルレガーデンは良く聴く方だが、それ以外はいまいちそのアーティストに興味が湧かなかったのであまり聴いていなかった
今回全部ちゃんと聴いてみるとそれはそれで良いと感じる事があった。
なので1曲づつ個人的な思いを・・・
1.Funny Bunny/the pillows「HAPPY BIVOUAC」
ピロウズでも最近はRock Stockバージョンばかり聴いていたが、映画「王様になれ」を観て、サントラに収録された原曲を改めて聴いて初めて聴いた時の感覚が何も変わってなくて最近は原曲を聴くほうが心地良い。この曲が発表された当時はピロウズにはどちらかと言うとオルタナやロックな所謂激しい感じの刺激を求めていたが、この曲の「優しい感じ、ふわふわした感じ」が心地よくて「HAPPY BIVOUAC」の中でもかなり繰り返し聴いていた記憶。ベスト版に収録されるのも納得だったかな。
2.Funny Bunny(Rock Stock Version)/the pillows「Rock stock & too smoking the pillows」
20周年記念に発売されたベストアルバムに再録されたアレンジ。ライブでの雰囲気に近いアレンジ。原曲の優しい感じではなく「力強く響く」ような感覚で受け止めてます。大サビ前のブレイクもポイント。
3.Funny Bunny(LIVE at TOYOSU PIT / 2015.12.26 ‘LOSTMAN GO TO CITY’)/the pillows 「カッコーの巣の下で」
これはライブバージョン。この少し前の2013年の山中さわおさんのソロツアーのアンコールで歌う時に冒頭部分が歌われていたのがピロウズに戻っても付いてきたと言う事になってます。1番のサビをバスターズが歌ってます。
※10月9日以降はこの間に次のシングルに収録されるライブ音源が追加される予定。
4.Funny Bunny/ELLEGARDEN「シンクロナイズド・ロッカーズ」
エルレガーデンっぽいサウンドでもテンポはそれ程早くなく、シンプルなアレンジ。この手のディストーションのギターが大好きなので、聴いた瞬間「さすがエルレ!」と思った記憶がある。原曲はベースラインが印象的なフレーズなのだが、このアレンジはすごくシンプルに徹していてさほどテンポが早くないのにノリが良いのはリズム隊の手柄だと思う。原曲との大きな違いは1コーラス目のBメロの終わりにもサビが追加されている点で、このバージョンで初めてピロウズを聴いたエルレファンにサビの歌詞がより印象に残ったんではなかろうか。
5. Funny Bunny/Base Ball Bear「ROCK AND SYMPATHY -tribute to the」 pillows-
ベボベはピロウズとの対バンで1回だけライブを観た事がある程度でした。とくに悪い印象もなく良いバンドだと思っていました。ボーカルがドルヲタなのも好印象でした。アレンジはサビ始まりでシャッフルビートになっている点が原曲よりも楽しい感じになっている。改めて聴き直すと決してやりすぎ感がなく音数も過不足なく上手いことやってるなぁと言う印象でした。
6.Funny Bunny/THE SKETCH BOOK「道」
このバージョンは最初に聴いてから1回も聴いた事がなく僕の中では無かった事にしていた。なぜかと言うと、理由はひとつ「凝りすぎ」。僕の経験上だんだん楽器が上手くなってきたりするとやってしまいがちな引き出しの中の小技大放出セールな感じだからだ。誰か止める大人がいなかったのか・・・。改めて聴いてみると良いと思える部分もあった。AメロからBメロ、Bメロからサビなどのつなぎのヌケる感覚が非常に気持ちいいなと感じた。どんなつなぎかというと、いたってシンプルなつなぎだと言う事。「若いなぁ」と言う印象が残る曲です。
7.Funny Bunny/アイドルネッサンス
アイドルネッサンスは前述のBase Ball Bearのギターボーカルの小出氏も絡んでおり、ベボベ版と同じくサビ始まりのアレンジ。結構パンチのある可愛い声だし、サビでユニゾンになる所で正直鳥肌がたった。嫌な感じではなく、もちろんいい意味でだ。サウンドプロデュースもしっかりしていて出るとこ引くとこの加減の良さもインストバージョンでよくわかる。
8.Funny Bunny/五阿弥ルナ
進研ゼミのショートアニメ「ターンオバー」で使用されてました。この曲は音源化されてるのかわからず、かすかな記憶を辿ってやっとYouTubeでアニメのバックに流れているのを見つけました。部分的にしか聴くことができないが、なんとも爽やかなアレンジでした。
9.Funny Bunny/Uru
ピロウズ30周年ライブ目前で普段とは違う方向から盛り上がったきっかけの曲。しっとりと歌詞を伝えるピアノでの弾き語り。声も優しくしみるようで映像とマッチしていると思います。CMのイメージ通りに優しく包んでくれるようなイメージを抱きました。
10.Funny Bunny/佐藤緋美
Uruさんの影でGATSBYのWebCMとして密やかに公開された演奏。こちらはアコースティックギター弾き語りによるアレンジ。歌い方がお母さんのCHARAさんっぽいなとも思いました。比較するのは良くないと思いつつもUruさんと比較すると、優しく見送ってくれるイメージなのかと思いました。
W杯バレーを見たピロウズ、エルレ、ベボベ、スケダン、アイルネなどのファンがざわついて、バレーファンや感動したがりな一般層に触れ、ほんの一瞬Twitterのトレンドワードで1位になったが、やはり世の中はそれまでと変わらず何事もなくいろんな事がトレンド1位に入れ替わっています。この3日でいろんなFunny Bunnyを聴いたが、いろんな人がいろんな受け取り方をして、またこの曲を伝えていってるんだと感じました。