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【デッキ紹介】ゲート、PSY起動

 はじめましての方もそうでない方も、見に来て下さりありがとうございます。きりてんと申します。

 2025年最初の記事です。よろしくお願いします。



①使いたいカード

絶対かっこいいからレリーフになってくれ

 効果破壊耐性、貫通、戦闘で破壊したモンスターの攻撃力分LP回復と色々な効果が書かれています。LPに関する効果があるのが初期のサイキック族モンスター感があって良いですね。

 この超かっこよくて効果も中々強い『アルティメットサイキッカー』ですがこのカードを使ったデッキを組む上で問題点もあります。

1.サイキック族Sモンスター、強すぎる
2.融合召喚の手段
3.打点の低さ
4.増えたLPの活用法

結構多い……

 これらの問題点を解決できるように考えてみました。


②デッキレシピ

珍しく40枚に収まった

③問題点解決へ

1.サイキック族Sモンスター、強すぎる

主役より出しやすく強い奴らの例
こいつらだけでデュエルに勝てそうな気さえする

 最初はサイキック族Sモンスターで戦いつつ『アルティメットサイキッカー』の融合召喚を狙う方向で考えていました。そうするとサイキック族Sモンスター側にある程度の強さが求められることになり、結果として主役の『アルティメットサイキッカー』よりも強いモンスターで戦うことになりそうだと感じました。

 融合素材が融合モンスターより強いとわざわざ融合する意味があるのかという話になってしまいます。『アルティメットサイキッカー』を使うという目的には邪魔だと感じたのでこの辺りの連中は全員封印です。

封印はその内(別デッキで)解くさ

 そんな中、最適解と言えそうなモンスターを見つけました。『P.U.N.K.JAMドラゴン・ドライブ』です。

アルティメットサイキッカーと比べると
アタッカーとしての性能が低い(ここ重要)

 S召喚するとサイキック族モンスターをサーチして融合素材が揃います。『アルティメットサイキッカー』は融合召喚さえしてしまえば蘇生できるので、Sモンスターはこれ1枚で足りそうです。

2.融合召喚の手段

 融合召喚の手段と同時に『P.U.N.K.JAMドラゴン・ドライブ』で触るサイキック族・レベル3モンスターについても考えます。
 
 ここで注目したのが『サイコ・プロセッサー』。除外されると次のスタンバイフェイズに手札に戻ってくるという点で使い勝手が良く、素材を除外して融合するカードと合わせられそうだと考えたからです。

種族サポートの範囲が広く色んなデッキに使えそう

 『サイコ・プロセッサー』がサポートできる機械族、サイキック族、サイバース族のいずれかかつ、素材を除外して融合するカードに触る方法を考えた結果、『惑星探査車』で『フュージョン・ゲート』をサーチすることにしました。

相手も使えるのが少し心配

 『惑星探査車』にアクセスする初動を【無限起動】で行い、同時にS召喚の準備もします。
 
簡単に説明すると『無限起動ハーヴェスター』1枚から2ターン目に『アルティメットサイキッカー』を融合召喚できます。

初手と最終盤面(2ターン目)
詳しい初動は後述

3.打点の低さ

 『アルティメットサイキッカー』の打点は2900とそれ程高くなく、単体では勝てない相手も多いです。この点に関しては【無限起動】を初動に据えたことである程度解決しました。『無限起動ロードローラー』は機械族のXモンスターの素材になると相手モンスターを守備表示にし、守備力を1000下げることができます。これにより、守備力3900未満であれば戦闘破壊ができ、貫通ダメージを通せます。

特殊召喚の条件が緩くて出しやすい

 このままだと打点の高いLモンスターに対して無力ですが、『デスピアン・クエリティス』を採用することで睨みを利かせられます。

アルティメットサイキッカーの打点は下がらない

 また、融合素材として『デスピアの凶劇』を使うことで墓地、除外状態の『アルティメットサイキッカー』を特殊召喚することもできます。『サイコ・プロセッサー』が手札に残っているので『デスピアの凶劇』が引ければ確実に『デスピアン・クエリティス』の融合素材が揃う点でもこのデッキとの相性が良いです。

打点上げも地味に便利

4.増えたLPの使い方

 『No.35ラベノス・タランチュラ』で活用します。『アルティメットサイキッカー』の回復量であればかなりの打点になることが期待できます。【無限起動】であれば採用する機械族モンスター次第で大抵のランクのXモンスターを出すことができるのであまり無理することなく採用できます。

ハーヴェスター+メガフォームでX召喚できる

④初動

 ターンを跨ぐかなり長い展開ですが良かったら見てやってください。

  1. ハーヴェスターでブルータルドーザーをサーチ

  2. ハーヴェスターをリリースしてブルータルドーザーを特殊召喚

  3. ブルータルドーザーでトレンチャーをデッキから特殊召喚

  4. ブルータルドーザーとトレンチャーでリヴァーストームをX召喚

  5. リヴァーストームでリサイクラーをサーチ

 ここまでが1ターン目の動きです。

  1. 墓地のトレンチャーの効果でハーヴェスターを蘇生

  2. ハーヴェスターでロックアンカーをサーチ

  3. ロックアンカーを召喚し手札のリサイクラーを特殊召喚

  4. リサイクラーでピアーノを墓地へ

  5. リサイクラーを対象にロックアンカーの効果でレベル合成、レベル7に

  6. リサイクラーとロックアンカーでドラゴサックをX召喚

  7. ドラゴサックで幻獣機トークンを2体生成

  8. 幻獣機トークンを対象にハーヴェスターの効果でレベル合成、レベル5に

  9. ハーヴェスターでゴライアスをL召喚

  10. ゴライアスをリリースしてリヴァーストーム蘇生

  11. ゴライアスがリヴァーストームのX素材に

  12. リヴァーストームで惑星探査車サーチ

  13. レベル3の幻獣機トークンで機械仕掛けの騎士をL召喚

  14. 機械仕掛けの騎士の効果でドラゴサックをリリースしてピアーノ蘇生

  15. ピアーノ自身を対象にサイキック族を宣言し効果発動、ピアーノがサイキック族に

  16. サイキック族のピアーノとレベル5の幻獣機トークンでドラゴンドライブをS召喚

  17. LP600払ってドラゴンドライブの効果でプロセッサーをサーチ

  18. 機械仕掛けの騎士とリヴァーストームでプラチナガジェットをL召喚

  19. プラチナガジェット効果でリンク先に惑星探査車を特殊召喚

  20. 惑星探査車でフュージョンゲートサーチ

  21. フュージョンゲートを発動、効果でドラゴンドライブとプロセッサーを除外してアルティメットサイキッカーを融合召喚


⑤その他採用カード

 まだ言及してないカードのうち、何枚かを紹介します。

EXデッキ

ガーディアン・キマイラ

融合が無いので対象耐性はつかない

 全てのモンスターを融合素材として使う為に採用。ドロー効果が本体なので基本手札から2体素材にするのを狙う。

先史遺産ヴィマナ

妨害効果で露払い性能◯

 『無限起動ロードローラー』の効果を適用できるだけでなく、打点上げでも『アルティメットサイキッカー』に貢献できる。

メインデッキ

厳征竜−レドックス

除外して自身と同名をサーチできるのも◯

 『アルティメットサイキッカー』を蘇生させたりランク7Xの素材になったりと実は役割が多い。地属性・機械族を除外することで『無限起動ロードローラー』の蘇生条件も満たせる。

機甲部隊の超臨界

除外状態から回収するカードは貴重

 『マシンナーズ・カーネル』や『マシンナーズ・フォートレス』といった強力なモンスターを特殊召喚するのも大事だが地属性・機械族モンスターを除外状態から回収するのが一番の仕事。『ガーディアン・キマイラ』の融合素材や『厳征竜−レドックス』の蘇生で除外されることが多いので重要度が高い。


⑥終わりに

確認用にもう一度デッキレシピを出しときます

 いかがだったでしょうか。『アルティメットサイキッカー』を使うデッキ、半年近く前から考えてたんですがようやく納得のいく形にすることができました。また、デッキの大筋が完成してからも採用カードを細かく変更したり封印の黄金櫃が制限に出戻りしたりと記事を書く機会を逸していましたが無事に書けました。

 デッキの動きからエースモンスターを予想されにくいであろう点と、サイキック族モンスターの採用を最小限にできた点が個人的には気に入っています。

 デッキ名は【ゲート、PSY起動
 
 フュージョン・“ゲート”、アルティメット“サイ”キッカー、無限“起動”というこのデッキの要素を並べました。

 3000文字を超える長めの記事になりましたがここまで読んで頂きありがとうございました!また次の記事で!

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