『はじまりの青 シンデュアリティ:ルーツ』をエリー推しが読んだ感想(ネタバレあり)

こんにちは。
みなさんはアニメ『SYNDUALITY Noir』をご覧になったでしょうか?
Disney+限定配信だったこともあって周りで見た人は見かけません;;
『SYNDUALITY ELLIE』も読みましたか?
この作品もいいんですわな。これが。あまずっぺえゾ。

前置きはこのぐらいにして、「SYNDUALITY」シリーズの世界の始まりを描いた『はじまりの青 シンデュアリティ:ルーツ』を読んだのでその感想を書いていこうと思います。

はじめに

まず我々は表紙の女の子の可愛さについて語らねばならない。
表紙の女の子たち可愛すぎない?
ノワールとミステルに似てるし。
でも人間っぽい?
∇無いし。
とにかくこの表紙だけで飯百杯いける。

第1世代(エリロス&アイ)

まず、エリロスとアイという幼女が天災から生き延びるところから始まる。
SYNDUALITY noirみたいなゆるふわアニメのノリを想定してたら割とショック受ける。
ブルーシストと呼ばれる謎の青い粒子が雨に溶け込み、それにふれたらモザイク病と言われる病気に即罹患し、すぐ昇天するらしい。
そんなのが突然降ってくるなんて無理ゲーすぎ。
しかもこういう作品にありがちな、災害よりも人間の方が怖いみたいな描写もちゃんとありますよ!(白目)
でも最初のつらいところを抜けると割と明るい雰囲気になるのでご安心ください。
二人は大人になってドリフターになり、クレイドルと呼ばれる機械で地上を駆ける。(メイガスなんていない)
あからさまな伏線の特殊エンダーズ「テンペスト」が現れるだけ現れて、二人の血をチュウチュウしていなくなる。
二人が大人になってドリフターになって子供産むまでが早くて心が追いつかない。
アニメ全25話ですらエリーは押し倒せなかったのに。

そして終わり方が悲しい。。。唯一BAD ENDな世代。
おそらく洪水に飲み込まれた後、エリロスは命懸けで我が子エオーナをクレイドルに閉じ込めて犠牲に。当時妊娠2ヶ月だったアイは助かって、アサを産んですぐ他界したものと思われます。でもこの描写がなく、
「青い激流が何もかもを連れ去った」
だけで終わるの作者ヤってるね〜〜〜(血涙)

第2世代(エオーナ&アサ)

親の縁が消えて、エオーナはドリフターとして、アサは天才建築士としてバラバラの運命を歩んでいたが、ある壮大な計画が二人を結びつける。
それが「アメイジア創建」。

エモいね。
そしてついに出てきた、我らがヴァイスハイトを輩出したアメイジア。
アメイジアの下にはめっちゃでかいAO結晶あるらしいですよ。
ここら辺から政治の問題とかに巻き込まれていくのみると、文明の進化を感じる。
ともかく、テンペストに取り込まれかけてたエウディア(エオーナの娘)を二人で救い出してめでたしめでたし。

このアメイジア崩壊するってマジ?

第3世代(エウディア&アメ)

エオーナとアサはアメイジアの上級市民となったわけだが、色々あってエウディアは下級市民でドリフターをなりわいにしている。そんなエウディアにアメという若い数学者から特別な依頼がくる。

第一世代が不幸で亡くなってたので警戒したけど第2世代はセーーェーーフ。
エオーナとアサは親友のまま生きております。
アメがお嬢様言葉なの時代が進んだのか戻ったのかわからなくなる。
圏論て。
東大理系として頭がいとうございます。
なんやかんやあって、エウディアの脳細胞とアメの脳細胞とテンペストのコアの欠片を錬成したらオルガノイド・インテリジェンス「ルーツ」ができてめでたしめでたし。

これがこの本のタイトルにもあるSYNDUALITY:rootsのルーツ。SYNDUALITY noirがノワールの物語だとしたらこれはルーツくんの物語ということ、、、
(と思いきやルーツくんは割と脇役なのでこのrootsは物語の始まりという意味とのダブルミーニングだと思います)

第4世代(エリス&アオ)

ルーツを作ったことでエウディアとアメがその親たちと同様、アメイジアで上級市民として認められた。ルーツによってさらなる発展を遂げたアメイジアだったが、ルーツですら解決できない問題、第一世代からの因縁のエンダーズ、「テンペスト」が再びやってくる。

なんとエウディアの娘、エリスは今流行りの配信者となって活動しています。歌姫を目指しているらしいです。
歌姫? 歌姫、、、

シーーーエエエエエエッッーーーーールゥゥゥゥ

ちなみに多分関係ないです。(でも表紙の歌ってる?白めの子がエリスなら姿が似ているノワールが歌姫の体で歌姫を目指すって、、運命ってコト?!)

一方でドリフター、建築士、数学者ときたア族の末裔アオはドリフターとなっています。
なんかイイね。
なんやかんやあってルーツが犠牲になってテンペストを抑えてめでたしめでたし。

この本の重要シーンに都合よく男が一切出てこないのは作者の趣味ということでよろしいでしょうか?^^

第5世代(エアル&アヤ)

ついにきました。メイガス。
なんならあのエイダが出てきます。
第5世代に関しては最後の数ページで子供の描写が出てくるだけなので特に何もないです。
ていうかこの本ではアメイジア崩壊しなかったです。普通に無事です。
SYNDUALITY Noirにも出てるキャラはエイダのみです。
もしかしたらSYNDUALITY Noirの時代にもエ族とア族の末裔がいたのかもしれないと考えるとアツいですねぇ〜〜

また、ずっと気になっていた、「SYNDUALITY」という言葉がどういう意味なのかが分かります。
共鳴(シンクロ)する双対性(デュアリティ)でシンデュアリティらしいです。
クソかっこいい。

これからの物語はSYNDUALITY Echo of adaということなのでしょうか、、、
断然気になりますぅ。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
物語やこれまで何があったのかを知れるのも魅力的なのですが
「表紙の二人がかわいい!!!」
という理由で買っても満足できる作品でございました。

これからのSYNDUALITYシリーズがもっと展開されてほしいです!!!

とりあえずアニメ2期頼む。

エリーとカナタの子供が最初に出てきてもええんやで。


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