さようなら、天秤座
10月を美しく彩った天秤座よ、美と豊穣の女神ヴィーナスに守護された季節よ、しばしさらば。
天秤座の最後の日、天秤座の専売特許でもある美意識について考えてみました。
美意識というものは、
なにも美しくあろうと心掛けることとか、美しいものを好むとかではなく、どう在りたいか、と自分の認識を客観的に眺めることによって生まれるものである。
全ては自由、なんでもOk、なのである、基本はね。
よく、
「だれにも迷惑をかえているわけでもなし」
というフレーズを聞くけど、きっとそこには美意識が介在しない。迷惑をかけているかどうかなのではなく、それを客観的に見たとき (結局は自分の主観を、だけど)、よろしいか否か、ということなのである。
自分的によろしいことは、美意識だとする。
てんびん座の守護星は美を司る金星であり、てんびん座は調和、バランスがキーワードのサイン。
てんびん座の美意識は、主観を、客観性をもって見つめながらたどり着く。
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自分が天秤座を持っているか否かは問題ではなく、どれだけ自分の天秤座性というものを介在させるか、なのである。ㅤㅤ
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美意識が高いと自他ともに認める私も、ホロスコープの個人天体に天秤座は持っていません。
天秤座の季節の終わりに、改めて天秤座の素晴らしさを思う。本当に素晴らしく麗しい、このシーズン。過ぎゆきてしまうのが、心より惜しい。ㅤㅤ
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明日からは、蠍座。天秤座で学んだことをベースに次はどんなシーズンになるかしら?お楽しみです。