アメリカン・グラフィティ
チャイナ・フィリップスって誰だったかしら?とふと思ったので
調べたら、90年代に人気だったアーティスト「ウィルソンフィリップス」のボーカルの一人だとわかった。ああ、そうだ。ショートヘアの素敵な女性だった。ㅤ
なつかしさに胸がいっぱい。みるみるうちに、ウィルソンフィリップスの名曲を思い出した。
♪Hold On
Some day somebody's gonna make you want to
turn around and say goodbye
If you hold... on for one more day
Can you hold... on for one more day?
Things will go your way...
Hold on for one more day
するとなぜかしばらくすると、ビーチボーイズ、カリフォルニアと浮かんできた。
そして私はなぜビーチボーイズを知って聴くようになったのかしら?と思えば、それはアメリカン・グラフィティという映画のサントラ盤からだったことを思い出す。
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アメリカン・グラフィティは1973年の映画で古いのだけれど、私が中学・高校時代、アメリカにとても憧れのあったころにサントラ盤に出会い、狂ったように聴いていた。
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サントラ盤には、オールディーズなどと呼ばれる50年代や60年代のヒットポップスがたくさん収録されてあり、映画では舞台のカリフォルニアの片田舎のにこの映画がクランクアップされた当時に人気だったDJの語りとともに流れていく。
私はこのサントラ盤を当時(中学生の頃)貸しレコード屋で借りて、父のステレオでテープに録音したのを、何度も何度も聴いていた。私が高校でアメリカに留学する時、友達みんなでアルバムを購入してプレゼントしてくれたっけ。ㅤそう、まだ私にとってアメリカは憧れの対象で外国だったころの話。
映画の中の主人公たちは高校を卒業したてのティーンエイジャーだったけれど、その中で12歳かなんかのみそっかすの女の子もいて、脇役なんだけれど、なぜか、あの子は誰だったんだろう?と思ったら、するっと、マッケンジー・フィリップス と名前が浮かび、思い出した!
その後に特にヒットした映画もなさそうだし、アメリカでも取り立てて知られてはいない女優だと思うけど、なぜか私は覚えていたことを、思い出した。そこでつながったのが、最初に出てきたチャイナ・フィリップス。
なんとこの二人、姉妹だった!二人の父親は、カリフォルニア・ドリーミングというヒット曲でもおなじみの The Mamas and the papasのメンバー、ジョン・フィリップスだという。
そしてその後またシンクロは続き、久しぶりにFacebookであがってきたFacebookフレンドの投稿を見て、びっくり。彼もアメリカン・グラフィティのサントラ盤について言及していたのです。久しぶりにフレンドとコメント欄で盛り上がったのは言うまでもない。
チャイナフィリップスって、だれだったかしら? で始まったこういう、ふとしたことを、大切にしたいと思いました。それがどこにつながるかわからないけれど、メッセージだと思うから。
なんにせよ、私はあの頃のときめきとか憧れを思い出したのですから。そしてそれが現実になっていることにも気がついた。
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あの頃、私は確かに、アメリカに住みたい、英語をマスターしたい、そのためにはまずUCLA(カリフォルニア大学ロスアンゼルス校)に行くって決めていたのだもの。
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それからずいぶん経った今、私はアメリカに住んでいるし、英語も問題ないし、UCLAに入学して卒業していた。
あこがれベースで私はあれほどまでに何かを決めてきたことって、果たしてあるかしら。さて、これからの人生、どう生きよう。
折しも今は水星が逆行中。しかも自他に肯定的で、強い意志を持ち、自分が何を欲しているか熟知している世界をもつ獅子座において。水星の逆行時って、コミュニケーションや交通やデバイスの不具合が起こりやすいと言われる一方、この時期には失ったものが戻ってくるとか、復活や復縁が多くなるとされている。 これも偶然なのかしら。
やはり、戻っておいで、私の情熱よ✨かな。