くも膜下出血手術4日目『母の心配』
4日は母と妹がお見舞いに来てくれた。フルーツなどの差し入れを持って。
面会者は2名のみ
病院の決まりでは、面会登録できるのは2名のみ。
我が家の場合、息子と母の名前を登録してあったようだ。
前日、子どもたちから「〇ちゃん(妹)も来るって言ってたよ」と聞いていたので、母しか入れてもらえないのかな?と心配していた。
面会は午後13時~17時限定だ。
平日は、仕事をしていると来られない時間ですね。
その日は、土曜日だったので妹が来られた。
「ほんとはダメだけど、、、」と妹も入れてもらえた。
母の心配は想像を超えている
妹からあとで聞いたことだが、母は面会に行くのも躊躇していたようだ。
子どもたちから、元気だとは聞いているが、自分の目で見るのが怖いと。
なんでも、知り合いでくも膜下出血になった人たちが、麻痺が出ている人が多く、もしそうなっていたらどうしようと思っていたらしい。
そう、最初の一言が
「足は動くの?」
だった。
私が体はどこもおかしいところはないよと言った。
退院してからも、「くも膜下出血と聞いて頭が真っ白になった」と言っていた。「親よりも先に死ぬなんて・・・」と。
そう、父が亡くなって1年半しか経っていない。まさか娘まで…と思ったようだ。そりゃー、心配が大きかっただろう。
初の差し入れは果物
先日の子どもたちとの会話で、看護婦さんが「果物なんかの差し入れは大丈夫よ~」という話になったので、伝えてくれたようだ。
みかん、カットしたリンゴ、ブドウを持ってきてくれた。
でも、ICUの冷蔵庫は小さくて入らず、遠くの冷蔵庫へ。
毎食後、看護婦さんにお願いし、一つ一ついただくのが楽しみだった。
母が見舞いに来たのは、この日と一般病棟へ移ってからの1回の合計2回だった。
この日から「目指せ、完食!」がスタート
この日から、3食すべて完食しようと決めた。
なぜか?
もちろん、「早く退院する」ためだ。
でも、このことがあとから辛い現実となってくるとはつゆ知らず…。
1時間ごとのチェックの理由
ICUでは、1時間ごとに看護婦さんがやってくる
検温
血圧測定
4つの質問
→あなたの名前は?
→今日は何日ですか?
→ここはどこですか?(病院の名前)
→私の職業は何ですか?(看護婦さん)
最初は何のためなのか?と分からなかったが、認識の確認のようだ。
後から看護婦さんに聞いたのだが、
ずっと覚えていられる人は少ないそうだ。
脳というのは不思議ですね。
退院後、脳の仕組みを勉強し始めています。
夜しっかり寝るために
前回鎮痛剤の事を書いたが、
鎮痛剤を使う時間を間違えたら…夜中に頭が痛くて
寝られないことに気づいた。
夜中でも1時間ごとに起こされて、検温と血圧測定はある。
さすがに熟睡しているときは、質問はなかったとようだが…
なので、その時に頭が痛いといえば、投薬してくれる。
だが、出来たらぐっすり寝たい。
ICUは窓はなかったが、夜は薄暗くなった。
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