リアルアマングアス12のアイデア
シナリオライターを募集したところ、10人近くの応募があり、素敵なアイデアが12個もでたので、可能なものは全てイベント化をする予定です。
とはいえ最初から全てを開催することは出来ないので、まずはこの中からスタッフでアンケートをとって、最初に行うあらすじを決定します。
ここでは集まったアイデアを公開します。
※作者は匿名にします。
===初回公演作品の判断基準===
①物語が分かりやすい
②何度も繰り返して遊べる
③アマングアスを知っている人20〜30代が始めやすい
④ルールが分かりやすく敷居が低い
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シナリオ案リスト(仮題)
no.01 子どもと、あまぐも様
no.02 五行のバランス
no.03 ネズミとネコ
no.04 雨の国の魔女
no.05 儀式 雨乞い&晴乞い
no.06 人間がインポスター
no.07 てるてるさんが来る
no.08 雨の多い国と少ない国
no.09 信仰が禁じられた村
no.10 雨を降らせたい人たちと、阻止したい人たち
no.11 未来のマッドサイエンティストから守れ
no.12 てるてる様にたくさんの愛を送ろう
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●シナリオ no.01 子どもと、あまぐも様
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『晴れを見てみたい。』
彼がそう呟くと、彼女は微笑んだ。
『じゃあ、あまぐも様に内緒で晴れにしようよ。』
そうして、彼らの小さなミッションが始まった。
『あまぐも様に見つからないように、僕ら子どもだけで晴れを取り戻すためのシゴトをするんだ。』
シゴト、それは晴れ戻しのための手順。
みんなで分けて1つずつこなさないといけなさそうな、大量のシゴトがあったーーーー
『たいへん!この中にあまぐも様が混じってるって…!』
誰かが僕の思考を遮ってそう言った。
『あまぐも様は子どもの姿をしてるって…。この中で、みんなを監視してるの!どうしよう!きっと、雨のちからで阻止されちゃう。』
雨の中生まれた彼らは子どもはずっとレインコート姿。
"あまぐも様"もその格好、って。
「それでも晴れを見てみたいなら、やってみるだけじゃないか。」
僕は口を開いた。
見せてくれよ、この僕、"あまぐも様"に君たちの好奇心を。
彼らは一人一人シゴトが割り当てられてこなしていくこととなった。
僕は一人ずつ雨のちからでずぶ濡れにして、動けなくさせることにした。
ごめんね、僕は雨を降らすのがシゴトなんだ。
なんで一人ずつかって、雨のちからは連続でも一気にも使えない。
やっぱり大きな力は乱用できないようになってるんだ。
さぁ、もう一度。
見せてくれよ、君たちの好奇心を。
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●シナリオ no.02 五行のバランス
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__木、火、土、金、水
五行は絶妙なバランスを保ち、この世界を維持していた
どこかでは、疫病が流行っているらしい。
自然エネルギーで動く精密なアンドロイドである私たちには関係のない話、だったはずだった…
疫病により自然のバランスが揺らぎ、エネルギー供給に狂いが生じ始めた
このままでは壊れてしまう…!
実際故障し始めたアンドロイドが発生したそうだ…
早急に五行のバランスを取り戻し、壊れたアンドロイドを停止せよ…!
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●シナリオ no.03 ネズミとネコ
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ここはネズミの国、可愛いネズミたちが仲良く暮らしています。
そんなある日、村一番の高級チーズが泥棒ネコに取られてしまいました!たいへんだ!!!
ネコを捕まえてチーズを取り返そう!
しかしここは1年中雨季の亜熱帯地方、、みんなレインコートを着ていて誰がネズミで誰かネコかわかりません!あぁ困った!!
こうなれば普段通りお仕事をし、ネコを炙り出すしかありません!
ネズミ側
ネコちゃんに村一番のチーズを取られちゃった!!ネコちゃんを見つけ出してチーズを取り返そう!!
ネコ側
ネズミちゃんたちにチーズを取ったのがバレちゃった!!これでは子猫たちがお腹がすいてしまいます!大変!ネズミちゃん達を捕まえながらネズミの村を脱出しましょう!
ネズミ側の勝利条件
おしごとをおわらそう!おしごとを全て終わらしたら盗んだ人の証拠が出てくるかも!(実際には証拠などない)
ネコちゃん側勝利
自分を捕まえようとするネズミを見つからないように捕まえよう!!捕まえ方は、エリアにある猫の手(猫の手がついている棒)でネズミちゃん達を優しく叩こう!エリアに猫の手は8本あるよ!(大きさによって変えて良い)猫の手はネズミちゃん側にも見えているからなくなったらバレちゃうよ!
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●シナリオ no.04 雨の国の魔女
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【雨の国の魔女】
1000年雨が降り続く【雨】という名前の国がありました。
一年中雨、雨、雨。
国民はみな、晴れた空を見てみたいなぁ……と考えもしないくらい、雨が当たり前に降っていました。レインコートが正装なのもそのためです。
――ある日。
王宮の古い宝物庫から一冊の本が発見されました。
【雨の書】
表紙に雨の書と書かれたその本を開くとそこには一人の魔女が封印されていました……それも、生きたまま。
少女のような姿の魔女は全ての記憶を失っていました。
魔女は記憶を失ったまま、本を開いたものに語りかけます――……
雨の書を読みといていくと、なぜこの国は雨が降り続いているのかが分かりました。
全ての元凶はこの【魔女】でした。
もともとこの国は【晴】という名前であり、魔女は【晴】の王女でした。
他国からの侵略を受け、国が滅びる時、国に呪いをかけたのです。
【この国にはもう晴れは来ない】と。
以来、この国には雨しか降らなくなりいつしか【雨】と呼ばれるようになったのです。
本の存在は瞬く間に国民に知られる事となりました。
なぜなら、本には書かれていたのです。
魔女を本から出す方法が事細かに。
そして最後にこうも記されていました。
魔女を本の中から出す事が出来れば雨を止ませる方法を教えてくれる……と。
ほとんどの国民はそれを望みました。
一部の人間たち――――この本を最初に開いた……雨の魔女に魅入られた若者たち以外は…………。
『私を本の中から出さないでね……もっと……もっともっともーっとこの国に雨をふらせなくっちゃ……♡』
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●シナリオ no.05 儀式 雨乞い&晴乞い
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<儀式・雨乞いVer>
レインコート、とは外套の一種である。
耐水性の生地で作られ、本来は雨天時に着用するものだと言われている。
雨天というのは天候の一種だ。空から水が降ってくる現象である。そう聞くと滝のようなものを連想するがそうではないらしい。ものすごく広範囲のシャワーのようなイメージが近いらしい。
あなたは雨を知らない。
曽祖父の世代にはまだ、雨というものが降ることがあったらしい。
写真や映像に残る雨というものはとても美しく見える。
その憧れを写すように、人々はレインコートを着るようになった。
今日は雨乞いの日だ。
雨乞いに参加した者にはそれぞれの「務め」が与えられる。
その中には日照りの神の使いの「狐」が潜んでいる。
「狐」の妨害を乗り越え、すべての「務め」が果たされれば雨は降る。
そう、信じられている。
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これ完全に真逆の設定にできるので、開催日の天候に合わせて変えても面白いかなと思います。
<儀式・晴乞いVer>
レインコート、とは外套の一種である。
耐水性の生地で作られ、本来は雨天時にのみ着用するものだと言われている。
雨の降らない日というものが、昔はあったらしい。その頃にはレインコートではなく、水を弾かない様々な生地の外套を着て外に出ることもできたらしい。
そんな日の空は、信じられないほど青いのだと云う。
あなたは晴れた空を知らない。
曽祖父の世代にはまだ、晴れることがあったらしい。
写真や映像に残る青空はとても美しく見える。
今日は晴乞いの日だ。
雨乞いに参加した者にはそれぞれの「務め」が与えられる。
その中には水の神の使いの「龍」が潜んでいる。
「龍」の妨害を乗り越え、すべての「務め」が果たされれば雨は止む。
そう、信じられている。
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●シナリオ no.06 人間がインポスター
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メイン視点をインポスター側に置いたSF風味。
<インポスター視点>
彼らは皆、レインコートを着ている。
水に弱いからだ。
人間と変わらない見た目、高い機能を持つアンドロイドが実用化された時、未来は明るかった。
あらゆる面において人間を上回るアンドロイドは、決して人間を裏切らなかった。
ただ、人間が年老いて世を去り、少しずつ人口を減少していくのに対し、アンドロイドの生産は続けられた。
今では社会はアンドロイドのものだ。
あなたはアンドロイドの生産施設に侵入した。人間とアンドロイドは見た目では区別がつかない。
水を回路にかけて彼らの行動を停止し、新たなアンドロイドの生産をストップさせる。
人間の社会を取り戻すために、あなたは踏み出した。
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●シナリオ no.07 てるてるさんが来る
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<ホラー風味>
てるてるさんが来る。
てるてる坊主を知っている?
昔、長雨で困っている国に、徳の高い旅の坊様がやってきた。
殿様に請われて日照祈願を行ったが、雨はやまなかった。
怒った殿様は坊様の首を刎ねてしまい、その首を白い布に包んで吊るしてしまった。
そうしたら、次の日はとてもよく晴れたのだという。
てるてるさんがくる。
てるてるさんは晴れた日が3日続くとやってくる。
晴れたのだからよいだろう、晴らしたのだからいいだろうと。
自分の首を取り返しにやってくる。
だから晴れの日が続いたら、雨合羽を着なければいけない。
雨はやんでいませんよ、だから雨合羽を着ているんですよと、てるてるさんに教えるために。
てるてるさんが来る前に、みんなで雨合羽を着て、てるてるさんに眠ってもらう儀式を行わなくてはいけない。
そうしないと、てるてるさんは首を持っていってしまうから。
てるてるさんがくる前に。
でももしかしたら、てるてるさんはもう、そこにいるのかも知れない。
あの人の雨合羽のフードの中には、本当に首があるのだろうか?
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●シナリオ no.08 雨の多い国と少ない国
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①雨の多い国と雨が少ない国の話
クルー側 雨の多い国の民
インポスター側 雨が少ない国の民
名称(仮)
雨の多い国→アマライン
雨が少ない国→バサラカン
〈あらすじ〉
ある場所に雨が多く降ることで有名なアマラインという国があった。
その国では全員が常にレインコートを着て生活をしていた。
しかし異常気象で雨が以前よりも少なくなってしまう。それに対し危機を感じたアマラインの貴族(仮)達は他の国からも雨を奪うことにした。
元々雨が少なかった国バサラカンでは奪われた雨を取り戻す為にアマラインへ使者を送る。
それに対しアマラインの貴族達は何も知らない市民へ雨を奪われないようにバサラカンの使者を探し追い出すよう命令する。
アマラインの市民達は貴族達の命令に対し疑問を抱きながらも仕事をこなしていく。
そして貴族の中にもこの貴族たちの動きに疑問を持つ者もいて………?
クルー側は雨を奪われないようにインポスターを見つけ排除するかセキュリティシステムを作動させる。
インポスター側はクルー側にバレないようにクルーを気絶させ自分達と同じ人数にするか仲間たちを呼ぶためにセキュリティシステムをマヒさせる。
<追加要素あり>
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●シナリオ no.09 信仰が禁じられた村
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ここはある小さな村。
人々は自給自足ながら、助け合い静かに暮らしていた…
ある年のこと…
その年は干ばつが続き、作物が育たず、村人たちは明日食べるものにも困っていたのだ…
このままでは村人たちが餓死にしてしまう…
困った村人たちは村長の家に集まり話し合った。
___今こそ神様に祈りを捧げよう…
そう考えました。
そう、ここはある信仰を抱え、ひっそりと暮らす人々が寄る集落だったのです…
ですが、その信仰は国では禁じられたもの…
神に祈ることは国の掟を破ることになり、警官に捕らえられる罪なのです…
村人は考えました…
神に祈れば雨が降る…
だが村長がどうなるかは分からない…と…
村人たちはお揃いの装束を身につけ、警官の包囲をかいくぐり神に祈りを捧げる、命懸けの攻防戦が今…!
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インポスター→警官
クルー→神に祈りを捧げる村人
タスク→祈る
キル→捕縛
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●シナリオ no.10 雨を降らせたい人たちと、阻止したい人たち
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■A陣営
目的:雨を降らせる
この世界では雨は神様の涙と言われており、神様が悲しむことが起きると雨が降ります。それはそれは珍しいものでみんなは見てみたくて仕方ありません。しかし雨を降らすためとはいえ、神様を悲しませることはしたくない…。
そんなとき、こんな提案がありました。
「虹をかけて感動の涙を流してもらうのはどうだろうか?」
A陣営は早速、虹をかけるべく行動に出るのであった…
■B陣営
目的:神様を悲しませようとしている人たちを止める
神様の側近をしていB陣営。ある日…こんな密告がありました。
「神様を泣かせようとしている人達がいる」
側近は長年使えてきた神様を泣かせようとする人たちを止めるべく、彼らに紛れて作戦を止めようとするのであった…
■どちらかの作戦が成功した後
悲しませずに涙を流す方法を考えていた事がわかり、お互いに和解する。
その後は悲しみの涙から感動の涙で世界に雨を降らせる時代になった。
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片方の理由しか知らないままストーリーがすすみ、最後に実はどちらも悪くはなかった…。みたいなお話がすきなので!よろしければ!
レインコートは雨の象徴であるので憧れであり、ステータス…みたいな感じで置いてもいいですし、作戦上濡れる可能性があるので着ている…と実用的な理由でもいいかと思います。
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●シナリオ no.11 未来のマッドサイエンティストから守れ
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未来のマッドサイエンティストとタイムポリスの逃走劇を手伝う現世の我々&現世に送り込まれたマッドサイエンティストの手下
☆☆☆☆☆☆☆
導入
「「こちらタイムポリス:rotating_light:西暦3500年の未来から2021年の皆様に向けて通信しています!我々がずっと追っていた悪の科学者「名前」が凶悪な兵器を手にあなた方の時代にタイムスリップしました!その兵器は起動させると謎の雨を降らせその雨は身体を徐々に蝕んでいきます!レインコートを着て身を守って。そして、みんなの力で奴の兵器を止めて欲しいの!
しかし、奴には優秀な手下がいて兵器停止の邪魔をしてくるはずよ。私達には誰が手下かはわからないけどあなたたちなら協力してくれると信じて兵器を止める手順を全員に示すことにしたわ!(タスクの内容は全員共通でも個人ごとに別でも構わない)
あなたが持ってるスマートフォンにアプリケーションを入れておいたの。そのアプリでQRコードを読み取ってみて!そこに兵器を止める手順は載っているから!(自分が手下なのかタスクを進めて行くうちにわかって来るのでも面白そう:thought_balloon:)
お願い!みんなで奴を止めて!
☆☆☆☆☆☆☆☆
エンディング(分岐あり)
分岐1)
科学者がこの時代に毒の雨を撒いた理由……
2021年に流行した伝染病。それは残念なことに根絶することはなく、1000年経った未来でも猛威を奮っていた。
根源となったこの年に伝染病を流行させないために断腸の思いで人類を選別することを考えた。
一部の人類を残して残りの人類を滅ぼすことを選んだのである。
「雨」にこだわったのは悲しみと罪を背負った科学者の涙の表れだったのかもしれない……
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●シナリオ no.12 てるてる様にたくさんの愛を送ろう
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✰国民が生まれた時から共に成長するパートナーであるてるてると共に、てるてる様(雨を司る神)の涙を、止めよう!晴れを取り戻そう!というお話しです。
①【あらすじ】
②【登場人物】
③【世界観とゲーム概要】
となっております
【導入】国民目線からはじまる
涙の雨はとうとう降り始めた。晴れ姫(王子)様は夜空の星になってしまったのだ。街が灰色になっていく。明日の朝、自分がどうなっているかは分からないが、悲しみに囚われた、てるてる様の涙を止めてあげたい。
自分たちのてるてるも震えていた。この子たちとも、お別れになるかもしれない。雨色の透き通る心をもった国民は、待ち構える明日からの試練に不安を抱え、夜を明かした。
【ストーリー】
目覚めると、はやり雨は降り続けていた。てるてる様の涙の雨を止めて、日常を取り戻すために、国民は危険を顧みず雨の降る街へ出ていく。灰色の街を行き交う、カラフルなレインコートの色は、まさしく幸せの象徴であった。
「てるてる様に、たくさんの愛を送ろう。」パートナーである、てるてると明るい未来を信じて。
詳細はこちらをクリックhttps://docs.google.com/document/d/1gf54z3fZ_SACl2ZTv0eapeqbCIU3Z_xOMo3QyxctGLo/edit?usp=sharing
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