エールより感謝を送りたい
そろそろ、頭を打ってるかなと思っていました。
去年の秋からプレイングマネージャーとして働くようになった武田祐一くん
ボクシングのプロライセンスを持っていてボクシングトレーナーとしてのキャリアが長く、今も週一くらいでボクシングトレーナーもやってるそうです。
マネージャーとして営業に出始めた頃から、自分の特徴と関連づけられるからと、プロテインチョコと名刺をセットで渡しています。「筋肉大事なんで。プロテインです」
おかげで、ところどころで”プロテインの子”と呼ばれているようです。いっそ、芸名を「武田プロテイン」にしたらいいのにと思ってます。
毎日、楽しい楽しいと言いながら営業してくれて、「次、どこ行ったらいいですか?」「どっか行ってほしいところないですか?」と私を小付いていたのですが、最近、悩んでいるようです。
最初の3、4ヶ月は知らないことばかり、怖いもの知らず、相手の反応を気にする余裕もないから、猪突猛進で、走り回っていた様子。マネージャーの営業では初めての挨拶は簡単なのです。「ミッシングピースでプレイングマネージャーをすることになりました。ご挨拶させてください。」で始められますから。難しいのは2回目以降。
マネージャーの営業は相手にニーズが無いところに突っ込んでいくので、2回目以降は最初の出だしの言葉探しが難しい。「近くに来たので」とか「ご挨拶に」とかで、立ち寄るのですが、何を話すのかがまた、難しい。相手の反応も分かってくる。
そろそろしんどくなってくるだろうと思っていたので営業会議を持ちかけました。
悩みの「タネ」が嬉しい。
武田くん
「会社が良くなってきてるのが分かるし、僕も貢献したいなぁと。何か役に立ちたいなぁって思うんですけど、なかなか仕事につながらないんです。なんか無いですか。一つ思うのは、会ってくれる人とみゆきさんがどんなやり取りを今までしてきたのか、メールとか見せてもらったらやりやすいのかなと考えるんですけど。」
話のフックを探してるんですね。分かります。前は名刺管理アプリを使って今までの私の人脈の説明をした時は半分眠りかけてたのに!進歩です!
武田くんの話の中に悩みの出発点を見出しました。結果を出したいって気持ちの前に”役に立ちたい”とか”会社が良くなってきてるのが分かる”とかの発言。これはエンゲージメントとかエンパワーメントと言って、会社を自分ごとのように捉えてるから出てくる言葉です。
焦らなくていいのです。ニーズの無いところに営業してるんだから、信頼を得られるまでには随分時間がかかるんだろうと覚悟しなくちゃ。その過程を楽しまなくっちゃ。って先輩マネージャーとしてはエールを送るところなんだろうけど、
ああ、でも慰めより、エールより、ミッシングピース社長としては感謝をしたい。
ミッシングピースをマネージャーとして好きになってくれて、ありがとう。
なんとかしたい。貢献したいって悩んでくれて、ありがとう。
武田くんの毎日の営業報告ライン、楽しみになってます。ありがとう。