「十角館の殺人」Huluさまから、ドラマスタッフ一同さまからお花が届く
俳優プロダクション、ミッシングピースの代表です。事務所の日常を週一程度にお伝えしています。
小林大斗出演「十角館の殺人」の配信が始まりました。
3月22日、Huluオリジナルドラマ「十角館の殺人」の配信が始まりました。去年の10月に撮影を終えてから、どれだけこの日を待ち侘びたことでしょう。小林がワークショップオーディションに漕ぎ着けるまでのエピソード、ワークショップオーディションでの闘いの日々のこと、初めての本読み、衣装合わせ、メイクテスト、クランクイン、ロケショーン撮影、スタジオ撮影、クランクアップの瞬間、MA、情報解禁の慎重で、細やかな、何回にも及ぶ打ち合わせ、関係者試写。どれも忘れ難い記憶の一片です。
その時々の状況をミッシングピースの俳優たちに語る度に涙したことはもはや遠い過去のようで、
全てが終わって、配信を待つだけの日々は本当に長く感じました。
小林本人はこの「待て」の時間を有効に使って、所属劇団「あしからず」の特別公演「夏が残る」に主演することをサクッと決めて、役作りに没頭していました。舞台は今日、3月24日で千秋楽です。
舞台の初日、劇場にHuluさまからお花が届きました。
もう一つはドラマスタッフ一同さまから
「十角館の殺人」配信開始の3月22日が舞台の初日なんて、なんて計算高い(もちろん、偶然です笑)
観劇に来てくださっている観客のほとんどの方が「あしからず」の小林しかご存じない中、Huluからのお花ってなんだ?「十角館の殺人」ってなんだ?って思われたのじゃないかなぁと想像します。
「ドラマスタッフ一同より」に込められた想いに震えています。小林は本当にスタッフと共演者の皆さまに愛されていました。クランクアップの時、小林が泣くのは分かるのですが、スタッフさんの中にも泣いていらっしゃる方がいて、それを見て、私はもらい泣きして。。。
旅は続く。VOYAGER
旅という英語には"TRIP""TRAVEL""JOURNEY"があります。
"TRIP"は短くて、それより長めの旅が"TRAVEL"もっと長いのが"JOURNEY"
日本語だと道のりとか旅程とかに当たるような感じです。
別の角度から表すと"TRIP""TRAVEL"は主題が目的地にあって"JOURNEY"は目的地にたどり着くまでの道のりに主眼が置かれています。
”VOYAGER"はフランス語にもありますが、「長い旅」、遠方への「航海」「空の旅」「陸旅」の旅です。
アメリカNASAのVOYAGER計画が有名です。ご存じですか?
なんと、まだ2機とも宇宙を探査中とのこと。まさに「終わりなき旅」
ミッシングピースという社名は「僕を探しに」という絵本のタイトルに由来しています。
この主人公はかけらを見つけることはできるのでしょうか。。。ってことが主題なのでしょうか。ミッシングピースで俳優として成功、、、つまりは有名になって売れることが主題なのでしょうか。
手に入れることではなく進むことが大事。進むことをおおらかに楽しんでいます。小林の「十角館の殺人」物語はまさにその象徴です。
何を置いても所属俳優に仕事につなげること、仕事に集中できるようにすること、俳優業が彼らの日常になるために本気で闘っていますが
すぐに結果に結びつかなくても、その過程がいつか何かにつながって、誰かにつながって、自分につながっています。
私たちはこのVOYGERを歩むのみです。
小林大斗のVOYGERはまさに始まったばかりです。小林を抜擢してくださった「十角館の殺人」スタッフの皆さま、小林を導き、支え、信頼してくださった共演者の皆さま、これからもこの小林VOYGER号をよろしくお願いいたします。