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Yさんがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

俳優プロダクション、ミッシングピースの代表です。事務所の日常をお伝えしています。

スタッフの在り方を常に模索しています。


俳優プロダクションは、俳優が活躍するための「場」と「人」を提供します。

「人」すなわちスタッフですが、大きく分けて事務方と営業に分かれます。事務方はデスク(デスクマネージャーと呼ぶこともあります)と経理。営業はマネージャーです。マネージャーには営業マネージャーと現場マネージャーがいます。中には付き人を雇う事務所もあります。運転手がいる場合もあります。

ミッシングピースでは、営業ツールのブラッシュアップのためにHP対応とプロフィール改訂と選考用動画のアドバイスのためのスタッフがいます。

ほとんどのスタッフが俳優と兼業です。ミッシングピースの最大の特徴と言えるでしょう。

通常の営業時間は9時から18時くらいを想定していますが、実はシフト制を採用していて、5時から24時は誰かが働いています。8人のスタッフでこの時間をカバーできていて、且つ、働く時間に関してスタッフの不満がないのは奇跡と思っています。ただし、全員ミーティングが難しいので、情報共有には私がハブとなって注力しています。


この春、すごいことになっています!


note「リリースに名前が、写真が載る」の追加情報をお伝えすることができるようになりました!

鳥谷宏之はテレ東「RoOT/ルート」でメインキャストとして出演しています。このドラマはテレ東の話題のアニメ「オッドタクシー」が原作で、アニメの方は映画「オッドタクシー イン ザ ウッズ」が全国上映されました。また、コミックが「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」は小学館「ビッグコミックスペリオールダルパナ」にて第2第4金曜日更新しています。鳥谷がインスタXで取り上げていただいています。

鳥谷は明日、別ドラマの情報解禁があります。いずれ、こちらでも取り上げさせていただきます。

そして、小林大斗はHulu「十角館の殺人」でミステリー研究会のメンバーで出演します。

この春、ドラマのメインキャストに複数の俳優が出演することは撮影があった去年の秋から分かっていたことで、撮影終了直後から、春までに何ができるか、春に何ができるか、考えてきました。何度も話し合ってきました。

何を思いついても、どうにも不十分に感じます。どうにも力不足を感じます。

ブレイクスルーはいつだって「誰か」から始まる

ブレイクスルー
物事の進歩や進化の障壁を従来にない方法によって突破することです。「破壊する」の意味を持つブレイク(break)と、通り抜けるを意味するスルー(through)を組み合わせた言葉で、ビジネスシーンでは「困難や課題を乗り越える」「停滞を突破する」といった意味で使用されます。

人事用語集kaonavi

私は行き詰まると誰かと話します。いっぱい話します。話してるうちに見えて来ることがあったり、気がつかないうちに解決の糸口を口に出していたりします。それで行動に移します。そこには解決の糸口は既にあるのに気がついていない自信と、解決するのは自分だという自負があるからです。

だから話す相手はスタッフがほとんど。社外秘なことも多いですからね。だけど、今回はそれでは満足できる突破口が見つかりません。それで伝家の宝刀を出そうと思いました。

Yさんは大手事務所の元チーフマネージャー。働かされすぎて倒れてしまい、殺される!って思って退職してから、独立してエージェントとして何人かの俳優やスポーツ選手のエージェントをしています。

力を持っている人だからこそ、頼ってはいけないと思うところがありますが、そんなこと言ってられないくらいに3月になって焦り始めていました。
でも、頼ったところで、すぐに解決できる問題ではないので、逡巡していました。

そこで、Yさんが鳥谷のことをすごく買ってくれてて、今までにも何度か、お仕事や人を紹介してくださっていたので、鳥谷の春からの出演情報と小林の出演情報を何度となくお知らせしていました。勘のいい方なので、何かにつなげてくれるのではないかと期待しながら。


Yさんと電話。Yさんと会う。Yさんがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

3月初旬のある朝、Yさんと電話しました。Yさん雑談、私は鳥谷と小林のこと。そうやって話しているうちに、Yさんはエージェントの在り方について、方向転換した方がいいんじゃないかという思いが湧いてきて、いや、Yさん方向転換したいのに自分自身が気がついていないのじゃないかとも感じてきました。何より、Yさん、孤独じゃないか、仕事が楽しくないんじゃないか、仲間がいる喜びを知らないんじゃないかと

つまりは私は、果たすべき責任はあるけれど、成功の喜びを分かち合う仲間がいて、いざという時には精一杯、盾になろうとしてくれる仲間がいて、戦ってる時は点ではなく、面で戦ってる感覚があって、手に入れる目的のために頑張るのだけれど、その頑張る道のりも楽しんでて、なんて幸せ!

なので、その幸せをYさんと分かちたい、幸せは分かち合うと減らないで何倍にも膨れ上がり、伝染するから、私とYさんが幸せになると、ミッシングピースが幸せになり、家族が幸せになり、関係者が幸せになり、いいことばっかりですって、気がついたら熱弁をふるっていました笑笑

翌週、Yさんと会いました。2時間くらい話しました。

その翌日に、Yさんに条件的なことを提示しました。

2日後にお返事ありました。

明日、事務所でYさんに手伝っていただくことになったキックオフの会議を開催します!バリバリ、働いていただこうと、喜んでいただこうと思っています。共に!!

(Yさんがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!の「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」はは、ビートルズの作品「A Hard Day's Night」に対して付けられた邦題です。昔は映画や音楽の邦題が素敵ですね。いつか、この話も書きたいと思っています)