会社が歴史を重ねていくということ。喜劇が社会と手を携えられることは。
2024年10/31発売の『関西ウォーカー 2024-25冬号』にて、吉本新喜劇65周年、よしもと漫才劇場10周年を記念して、スペシャルインタビュー4ページを担当しました。
新喜劇はアキさん、吉田 裕さんのダブル座長に取材。1年半前、お二人が座長に就任した直後に話を聞いて以来、再びの取材です。
マンゲキ10周年については、劇場を牽引するダブルヒガシとカベポスターの2組に、マンゲキでの思い出やこれからどうする?どうなる?を聞きました。NSC大阪同期の二組。どちらもM-1、勝ち抜いて欲しい!写真もすごくいいのでぜひチェックしてほしいです。
マンゲキは、若手の登竜門。芸歴6年目以上(大阪NSC40期以上)の「極(きわみ)」メンバーと、芸歴5年目以下(大阪NSC41期以下)の「翔(かける)」メンバーが出演します。それぞれが、自分たちの個性を必死で輝かせながら、いろんなアイデアをねって、イベントを行いながら、売れていくことを願うわけです。以前、NSC大阪のレッスンをちょこっとだけ見学する時間があったのですが、それはもう、常にどうやったらおもしろくなるかを必死で考えているので、講師の講評を受けて質問攻め。すごいです。熱いんです。それは、芸人だけでなく、脚本を書く人たちもそう。いかに役者の面白さを引き出しながら、限られた舞台の広さを使って、どんな設定を作るのか、動きは大丈夫かなど綿密に設定していくんですよね。社会人にも勉強会をやってほしい!とそう思いました。すごくクリエイティブで、なんかもう刺激されました。
そういうわけで、吉本新喜劇は65周年。いろんな場所へ出向いて新喜劇の公演を行っていくそうです。お笑いは、人の見た目をいじってしまうことも多く、それがいじめにつながるのではという声もありますよね。でも今回、ダブル座長のおひとり、アキさんが、新喜劇を観て、新喜劇が社会と手を取り合っていくと可能性がたくさん見えることを語ってくださいました。
WEBならもっとたくさんこぼれ話が記事にできたかと思うんですが、文字数には制限があります。こぼれ話もすごいお宝だった。何かの機会にどこかで書けたらいいなと思ってます。