アラビアンズロストをやった
どうもこんにちは、みすんです。
最近なんとなくゲーム熱も復活してきて、よしやってみっか~!ってことで以前より買おう買おうと思っていたものを一気に揃えました。以下そのメンツ↓
・サンリオタイムネット(過去編・未来編)
今となっては新品での購入が難しく、また近年実況でじわっと人気が出たため以前見た時よりも少し相場が上がっていました。お前そんな価格上昇するゲームじゃなくね?いやうそうそ好きだよ~~!神ゲー!わたしにとってのだけど…
フォロワーはたまにわたしのツイートを見たことがあると思うんですが、これは90年代後半に発売されたサンリオ×イマジニアによる激アツポケモンパクrゲーで、たしか直木賞作家の方がシナリオを手掛けているらしいんですよね
音楽も当時のゲームのなかでもかなり質が良く、これはポケモンほどとまでは行かなくともそこそこの地位を獲得できるのではと思いきやそんなことは一切なかったんですよね
というのも、とにかく崩壊したゲームバランス、黒い任天堂ならぬ黒いサンリオてんこもり設定、なんかよくわからないけど建物の中にまで現れるモンスターなど快適なゲームプレイを逆に、させない、といった強い意志すら感じさせる素晴らしいゲームなわけなんすよコレ そんな絶妙さだから私みたいな執着亡霊がよりつくんだ ちなみに今回これが一番高かったです ギャハハ!!
2.風色サーフ
今は亡きラッセルピュアによるPS2乙女ゲームですね 乙女ゲーにしては土っぽい画風故たしか当時もあまり注目されていなかったんですが、シナリオの評価は高く、おすすめする声もたびたびきいてはいたんですが、いつか手を付けようと思って数百年、やっと手にすることができた
といっても戦争モノということ以外マジで情報仕入れていないので、実際わたし向けかどうかもわからないんですが、見た感じオジサマとか中年優男とか色々とひとひねりのある男達がそろっており、その時点でポイントが高いです いや正直わたしオジサマ萌えはあまり…なんですけど、なんというか絵柄に妙なテリというかエロさがありそれが属性とマッチしてて最高だな…って思っちゃったんすよね…
幸いにしてPS2は生きてるっぽいので、もう少ししたらやろうと思います ときメモGS4までには誰かひとりやりたいけどどうかな~~?!!
厄介男はいなさそうなので推しらしい推しは思い浮かばないんですが、しいていうなら浜田さんの彼かなと思う
3.アラビアンズロスト
ク、クインロゼ~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!
これも今は亡きクインロゼ(オトメイトによってエンバーミング中)が生み出した一大スペクタクルくそやろうのデパート登場人物全員悪人(暗黒微笑)乙女ゲームで、なんか昔やったな~~まあけっこう好きだったな~~でもソフトどっか行った~~ってことで今回買いました。
一度リメイクされていて、塗りが小綺麗になったPSP版もあるんですが、旧ビジュアルのほうがなんとなく好きでこちらを購入。DS版です。
ここ数日はこれをモリモリ進めていました。この記事を読んでくれてる方でアラロス履修済みも履修予定もいらっしゃるかはわからないんですけど、よかったら前半戦の感想下に書くんで見てってください
マジでネタバレしかないぞ ヒュイゴー
★あらすじ
アイリーンオラサバルは犯罪大国のプリンセス!!親から結婚をせっつかれ、自分の未来は自分で決める!『普通』の女子になりたいねんと宣言したところに「じゃあやってみろや」と提示された条件が月末までに1000万稼ぐこと!なんか勝手に婚約者候補(全員性悪)も選出されちゃってるし…ど~なっちゃうの~!?モンスターを倒したりカジノに挑戦したりして何が何でも金を稼げ!!
★アイリーン=オラサバル(ヒロイン)
クインロゼの主人公らしくなんというか自我の強めなお嬢さんである
犯罪はびこる国の王家に生まれたからか、盗賊としての英才教育は受けているものの本人は「普通」になりたいと常に常に願っている様子
ロゼのテキストはマジでクセというか「さっきそれ言ってなかった?」みたいなのを数分にわたって繰り返すので冒頭だけでも「普通」の二字を500回くらい見た気がする
性格は少しスレてるけど、言ってることはちょいちょい男前だったりして私は好きなんだよな…あと個人的に「悪女の中の純情」ってのがすごく好きなので、彼女がいまだに引きずっている【初恋】がこれまたこじれにこじれてて最高だった 他の男の√においてもアイリーンが初恋の相手への未練を断ち切れない様子がはさまれるので、嫉妬イベントがあったり、またその相手との√が感慨深かったりと上手く描写できてたと思う
まあ相手と競う時「ハンデなんていくらでもしてちょうだい、悔しくもない、それで勝てたら思いっきりバカにしてあげる」みたいなメンタリティが随時チラ見えするのでこの辺の小娘感がダメだったらアイリーンダメですね あと彼女は異常ともいえる自国を愛しつつ普通になりたい女なので、なんというかある程度ダブルスタンダードの女なんだなということも最初にわかっておいたほうがいいかもしれない
男女で語るなんてナンセンス、といいつつ他の場面で「男の人って…」みたいなことを言うので、そこはコラ!となったけど、この女しか言えない台詞だぜ…っていうカッケェのもたっぷり聞かせてくれたのでやっぱ好きなんだよな…「暗いのが怖いならわたしの後ろに隠れてなさいよ」みたいなこと言ったとき笑顔になった
男に媚びることはしないけど、だからといってマウントをとったりバカにもしたりしないのが彼女のいいところだと思う 簡単だけど大切なことや
★カーティス=ナイル
今回「アラロスやろうかな…」と思ったきっかけである
フォロワーがクリムゾンエンパイアをプレイしていて、そのヒロインがカーティスナイルの弟子ということで、「久しぶりに会ってみます…か!」と買っちゃったんである
彼はギルカタール王すら殺せると言われるほどの凄腕暗殺者であり、普段は温厚な普通の青年といった様子だけどその性格は極めて残忍で人らしい感情がなく、なんかこれ書いてて顔が熱くなってきたんでやめるけどまあそんな感じなんである
厨二設定をこれでもかと搭載しつつプークスクスにならんのはなんやかんやで石田彰の声帯とかいう最強カードを持っていることと、ロゼの手腕なんだろうなあ…と思う だってカッケェもんなカーティスナイル。
このルートではヤベェ殺人鬼が恋を知り、自分を特別扱いして懐いてくれる過程が味わえます お前…恋愛できたん?!
にこやかに微笑しながら仕事のヤベェ話をするカーティスナイル、そんでもってプリンセス・アイリーンにハマっていくカーティスナイル、プレイ感想を漁って見たら「クリムゾンエンパイアやった人は驚くんじゃね?!」みたいなこと言われてて逆にクリムゾンエンパイアやってみたくなったわ
通称「大陸シリーズ」は世界観が共通してるので、人間関係が作品を跨いで繋がってるんですよね 確かに他作品の男が数人出ていた
なんか、カーティスナイル、この人気絶頂の時に引退したいとかいう山口百恵みたいなことを言い出しす始末 そして次の職として彼が見つけたのは女王の愛人である
CERO:Bだが…?!石田彰が愛人ワードを連発してるんである
なんか結婚は絶対したくないけど愛人っていい響きだから愛人になりたい♫子供も欲しい♫みたいなことを言い出して意識が飛んだ それでこそギルカタールが誇るパンジャンドラムだという気もするが
でもよお~法でカーティスナイルを縛れるとは思っていないけど逆に何が何でもなんらか縛っておいたほうがよくない?なんか恋愛してもヤベェまんまだったわ
というわけで父親不明の子供を持つ女王(※父は伝説的暗殺者)が将来君臨するってワケ ギルカタールらしいっちゃらしいっすね 書いたらたまんねえなこのシチュエーション
★スチュアート=シンク
銀髪サラスト高飛車ツンデレ隠れ貢ぎ属性監禁願望アリ諏訪部ボイス長身男(血縁アリ)である 極めつけに幼馴染かつアイリーンの初恋の相手 これ以上盛れないっすよ!あっもう一つあったわ おそらく作中一の美男
彼のルートは「大切だから遠ざける VS 大切だから頼ってほしかった」という自我ファイトだったなあと思う
父親との仲が最悪で、かつて父親が他人の妻に横恋慕し続けた結果家庭崩壊、というか母親が自殺、父の横恋慕の相手は幼馴染タイロンの母、みたいな親同士のイザコザのアオリをモロに受けてしまったのである もう一個盛るわ 不憫属性
個人的に彼の父は不器用だっただけで悪人ってほどかなあって感じだったんだけども
欲しいものにいつまでも執着する父、死んででも夫に自らを刻み付けようとした苛烈な母、どちらのヤバ要素もスチュアート・シンクは受け継いでしまっており、それを自覚した瞬間彼はすべてのものを遠ざけ、孤独の道を歩んじまったわけなんすね
そこで起きたのが幼きアイリーンの失恋であり、タイロンを含めた幼馴染3人の崩壊だった…ってことで、このルートではアイリーンオラサバルという女のパーソナリティ形成にも関係がある要素が詰まっていたと思う
結局初恋引きずってるというより、まだスチュアートのことを好きなんすよアイリーンは…なので彼女の長年の恋がやっと実ったのは良かった
スチュアートも存分に両親から受け継いだヤバを発揮することができ(ええんか?)金額達成EDでは人払いした謁見室でおっぱじめようとする始末である こちらもこちらで長年の恋(両想いだった…ってコト)がかなったんで浮かれポンチになっちまってるんである いい加減にしろ
金額達成できなかったEDでは二人仲良く駆け落ちするんですけど、さすがはギルカタールの男、まっとうに生きていくと見せかけてアイリーンには見えないところでやべえことしつつも奥方を可愛がってる様子
まあ軟禁なんですけどね…ずっと閉じ込めたいって思ってたらしいよ…くやしいが口角クイッて上がっちまったよな…
なんというかアラロスのテキストは情緒豊かな言い回しではないけれど、欲しいものをガッと口に突っ込んでくれるので結局「美味しいです!!」って叫んじゃうんだよな…うまみはないが味は濃い感じ ジャンキーだけどおいしいみたいな感じですね
サブイベではアイリーンの元カレ(これはこれでスチュアートを忘れようとしたアイリーンが一時期作ってた男)を暗殺しようとしてたっぽいのもうかがい知れて、なんかもうアイリーン以外とは結婚できなさそうな男だなあと思った そんなお前が好きだゾスチュアート
★ロベルト=クロムウェル
国内外に広くカジノを所有する国外ギャンブラー。無邪気で人懐っこいけど、残虐な一面を持ちカジノ内の狼藉者には一切の容赦がない男である 実際書き出すとわかるけどなんというかその…ニヤついてくるの、何?
彼のアレなところは親友ライル(アイリーンの家庭教師)がアイリーンとデキてる?デキてない?がわからないにもかかわらず「親友の女かもしれないけどいっか」みたいな感じで口説いてくるところっすね
ギルカタールに誠実で謙虚な普通の男なんていないんである
そんなロベルトは最初からアイリーンに好意的で、アイリーンは胡散臭さに警戒しつつも絆されちゃう…みたいな感じのシナリオだった
国外から来た成り上がりということで、彼の来歴についても中々しっかり描写されていて、キャラメイクは結構作りこんであるなあと思った 彼に限らず他の男たちも、一貫してるものと変わっていくもの、そして乙女ゲーとして見せたいものがはっきりしていたなと思う 日本語はアレだけど…
アイリーンは普通を求めて生きるけど、ロベルトは普通の人生を憎むレベルで避けていて、正反対の二人はたまに意見が食い違うけど、ここが拗れて衝突せずに「あんたのそこは理解できないけど、それはさておき明日も誘ってくださいね♡」みたいなノリは新鮮だったな~!
二人ともさばさばしてるから、生き方と男女の恋愛はあまり混同してなかったっぽい
そしてさばさばしてるからこそED後もこの男がアイリーンのそばにいるかといわれたら…まあ…いるか なんだかんだで恋愛小説とか好きなタイプらしいし…純情な男でもあるので…
無邪気と見せかけつつ酔ったふりしてアイリーンを見事お持ち帰りしちゃうあたり「ウワァ~?!!!」でしたが、同時に口角も上がっていたのでなんというかもあれですね、ありがとう、ありがとう
彼の無邪気さと残酷さがどちらもハッキリ示され強調されていて、これまた「そうそうこれだよこれ」といただくことができました アザ!!
残るはライル、タイロン、シャークあたりですね
みたとこ前半の3人が人気どころなのかな?後半の男性陣は体つきもしっかりしててこっちはこっちでたまんねえなあって感じなんですけども
その前にサンリオタイムネットとか、できたら風色サーフに寄り道したいな~とも思ってるので先になるかもだけどまた書いたら読んでやってください
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