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【2015乳がんの記録 隣人】熱い申し出

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愛知では職場以外にはあまり付き合いはなかったが隣人や親しい方には事情を伝えていた。

ある日、普段は静かでガーデニングされている奥さんから申し出があった。「しんどいときに娘さんをうちが預かれたらと、家族と話し合ってファミリーサポートに登録をします。仕組みがあれば気楽に頼みやすいでしょうから。どうか頼って下さい」

ああ、思い出しても涙ぐむ。

復職したあとの重たい疲労、あの頃まだ人見知りする娘を保育園にお迎えにいき、ご自宅で折り紙やお絵かきをして、夕飯までいただいていた。

あの恩返し、いつどうしたらいいんだろうか。今でもいつも助けてくださる。

noteやってみなさんの投稿を読みながら思い出す。そう、いろんなことがあった。
そして辛いことだけではなく、助けもたくさんいただいた。
3歳の娘の期待に応えられないことは本当に辛かった。だから、楽しかった、美味しかったと帰ってくると何倍も私も嬉しかった。

思い出せてよかった。

つづく↓


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