英国留学記 2
航空券と英国ビザ、国際免許証取得
9月30日に授業が始まるということで、徐々に具体的な渡航の準備を進めております。…とは言っても留学を甘くみている節があり、また手続き全般が苦手なのもあって準備は周囲の留学組よりも数十歩遅れているのですが。
ここで私がいかに手続きが苦手か書いておきましょう。基本的になんでもできるタイプなのですが(自分で言ったらおしまい)、手続きだけはダメです。親に任せっきりで(ごめんなさい)、大学の入学手続きの記憶すらありません。手順が複数あったり、一つの場所に手続きするところがまとまっていなかったりするともう全くやる気がなくなってしまうのです。私の人生のストレスの9割が手続によるものです。多分人が想像する20倍は手続きアレルギー…それを踏まえてここからの話を聞いてくださいね
航空券
8月に入って、前月のカードの引き落としが済んだ頃に飛行機のチケットを購入。激安(6万円台)の大陸経由のチケットと迷いましたが、スリランカ経由、ビジネスクラスというネタ要素を取って、スリランカ航空で行くことに。この時点ではまだビザは取っていません。航空券がないと申請できない(多分)から…
飛行機のチケットを取るのは簡単です。行く日程を適当に決めたら(これが後で若干裏目に出る←これも手続き苦手の一部)、フライト検索して値段と航空会社、乗り継ぎを総合的に見比べて良さそうなのを選び、クレジットカードの番号を入れるだけ。買い物は得意なのでこれはほとんど何もなく終わりました。強いて言えば学生クレカの上限が低すぎて上限に達し、1ヶ月カードが使えなくなったのがくるしかった(苦しい)です。
英国ビザ(student visa)
ここからが苦しい。生理も重なって(いつもは全くもってそんなことないのに)情緒不安定になり、泣きながら手続きをしました。手続きが得意な兄が横にいなかったら本気で留学を諦めていたかも…(ありがとうございます)
まず何が苦しかったか?それはどのビザを取ればいいのか判断すること。初めの方は甘えで日本語の記事を読んでいたので、Study English in the UK (Short-term study visa) なのか、Student visa なのか、自分の判断に自信が持てず困った。
結局英国政府のホームページで、Check if you need a UK visa というのがあったので、これを何回か入力しつつ、留学目的が英語学習ではないので Student visaの方を取得することにした。
この2つのビザのおおまかな違いを下に記しておく(正確な情報は公式HPを見るべし)
Study English in the UK (Short-term study visa)
英語学習が目的(?)
滞在は6ヶ月以上11ヶ月以下
取得費用200ポンド
別のコースに変えることは不可
state-funded schoolへの留学不可
延長不可
就労不可
このビザによる家族同伴不可
公的基金、公的年金(?)受給不可
Student visa
16歳以上(16、17歳はChild Student visa もチェック)
対象のコースで勉強することが決まっている(合格済)
英語が話せる
18歳以上は2〜5年滞在可能(学位取得の場合最大5年)
6ヶ月までの滞在の場合授業開始1週間前、それ以上の場合1ヶ月前から滞在可能
取得費用490ポンド
学生自治会の事務員(union sabbatical officer)として働くことができる
延長可能
就労可能
家族同伴可能(条件あり)
公的基金、公的年金(?)受給不可
特定の職務への就労不可
自営不可
academy、a local authority-funded school (also known as a maintained school)←これらが何に当たるのかまでは調べていないので気になる人はググってね
ざっとこんな感じです。うーん消耗しますねえ
まあとにかく私は下のStudent visaに決めたわけです。それで必要書類を提出したりするのですが、この必要書類を揃えるのも大変でして…本当に全部あるのかよくわからないまま、手順に従ってアップロードしました。
パスポート
CAS number(留学先大学で手続きするともらえます)
肺結核の調査結果(今調べて気づいたのですが、これ、私出してないかも…でもビザは通ってるはずなんです。なんでだ?)
18歳以上で日本国籍を持っていれば以下のものは不要なようです↓
ATAS証明
口座残高証明
資金援助を受けている人は援助者の同意書などが必要みたいです。
You do not need this if~ が多すぎて混乱、混乱…
情報を入力し、書類提出、入金。ビザ申請の過程でimmigration healthcare surcharge (IHS)という健康保険にも入らねばなりません。これが高いんだ… 合計25万ほど吸い取られました。
オンラインの手続きが終了したら、次はビザセンター(VFS)の訪問予約をします。ここで紙の書類(あれば)とパスポートを提出します。この際に、オンライン申請の後に送られてくるメールに添付されている画像の中のバーコードとQRコード(記憶があやふやなのですが多分あったはず)、バーコードの下についているGWFで始まる文字列が必要です。バ受理されれば3週間以内(私の時は1週間で取りに来いとメールが来ました)にビザ申請受理の連絡が来るはずです。まだ受け取りには行っていないのですが、メールが来たときは本当に安心しました。ちなみにビザセンターでは全く質問に答えてくれません。書類に不備があるかも、全く教えてくれません。私は「提出する紙の書類はないのか」と聞かれ、めちゃくちゃ不安になりました。VFSでのやり取りは全部日本語で済みます。呼出音声だけが英語です。
あ、東京のVFSを調べるとGoogleマップでは「VFS.GLOBALビザ申請センター」(東新橋2丁目のヨーロッパ風のビル)と、「VFS Global Japan 英国ビザ申請センター」(浜離宮の隣、浜離宮パークサイドプレイス8階)が出てくるのですが、正解は後者です。前者のビルの該当する階に行くと真っ暗で何もありません。気づかずに前者に行った私は、狐に化かされたか詐欺にあったのかと本気で不安になりました。通りがかりのサラリーマンと、作業服を着た人に助けてもらいました(ありがとうございました)(メールには移転後の住所が書いてあったのですが、もちろんそんなものは見ていませんでした)
国際免許証
ふう、ビザの話の口直しに国際免許証のお話。これは至って簡単です。免許証とパスポート、指定サイズの証明写真を持って各県指定の場所に行けば、2500円ほどですぐに発行してもらえます。詳しくは各都道府県の警察のサイトを見てね。
私は運転が好きなので、向こうで運転することが確定しているわけではないけれど、なくて困ることがないように取得しておきました。
この国際免許証、手帳型で、写真を貼ってハンコと押し型をするというなんとも昭和な方式。激萌えです。すごく可愛くて気に入りました。
ひとこと
あ〜〜〜たくさん書いた…と思ってみたけれど3000文字でした。レポートを書かないタイプの大学生、本当にダメですね。精進します
いよいよ今月渡航です。ドキドキ…それではまた、ごきげんよう
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