【AB型x4姉妹シリーズ】母:娘時代をひきずる優しい人
今回はこんな私たちを産んで育ててくれた母について語ろうと思う
母との関係は年齢と共に変わってきたので表現するのが難しい
学生の時には女友達のように何でも話す距離の近さもあったし
物理的に家を離れたことで一人の人として見たときの母の良さや
私には理解できないと感じることも多くあり
今はあまり深い話はしなくなった
母親としてみたときに母という人は一つのロールモデルだと思う
母の娘時代は時代的なことや家庭の方針で我慢を強いられることも多かったせいか
自分ができなかった後悔や苦労をさせたくないと私たちにはたくさんの選択肢を与えてくれた
自分のことよりも子供たちを優先させてくれて、家族で過ごすことを大事にしていたように思う
ただ、女として一人の人として母をみたときに繊細すぎて不安定な人だとも思う
どうしてあのお父さんとお母さんからこんな子に育っちゃったのと
冗談とも本気ともつかない言葉をかけられることがあるけれど
母は優しい人で、でもその優しさゆえに自分の中にため込むことが多い人でもあった
こんなことを言うと親不孝に聞こえる気もするけれど
母のすごさは認めているし私にはできない愛情の深さで私たちを育ててくれたことには感謝もしているけれど
絶対に母のようにはなりたくないと思っていた
たぶんその反骨精神が私を外へ向かわせるきっかけのひとつになったと思う