【AB型x4姉妹シリーズ】ブレーカー落下事件
あの時の私とP子はきっとこんな顔をしていたに違いない・・・(モデル:実家の長老猫:チャチャ)
この話をすると旦那に毎回 お義母さん大変だったろうに、、、こんな娘たちをもって、、、
と母への同情票が集まること必至のお話である
あれは私の祖父が亡くなってバタバタしていた頃の話である
祖父の葬儀は家で行うとのことで嫁であるは母はたいそう忙しかった
そんなこととはお構いなしに箸が転んでもおかしい年頃真っ盛りだった私とP子
その日先に入った母が上がるのを待っていた私とP子は風呂上がりの母をみて大爆笑した
なんてことはない
風呂上がりの母の体から湯気が出ていた
それだけである
なんだそんなことかと思う
なんだそんなことである
ただ忘れないでいただきたい
その当時私とP子は箸が転んでもおかしい年ごろだったのだ
何が可笑しいんだとばかりに裸にバスタオル一枚の母をみて大笑いしたのだ
その時の母の様子は残念ながら覚えていない
怒っていた気もするし呆れていた気もする
とにかくひぃひぃいいながら自分たちの部屋へ向かって渡り廊下を歩いていたとき
バッと突然電気が消えた
初めは停電だと思った私とP子だが窓の外を見て驚愕した
停電じゃない!みっちゃんブレーカー落としたんじゃない?
その渡り廊下の窓からは母屋が見えるようになっており
そこから見る母屋は電気がついていたのだ
そうそれは私たちの行動をみて怒った母が私たちの部屋がある方だけブレーカーを落としたのだった
その後のことはこれまたよく覚えていないのだが
やばいじゃんとかありえないとかなんとか言いながら
腑に落ちない私たちに母に抗議しに行った気がする
自分たちは何にも悪くないのになんであんなことするのと
恐ろしや花の高校生