賭けショッピング
今まで買い物は見て買うに限ると思っていた
洋服なんかは特にサイズ感や素材の触り心地、色合いなんか
光の入りぐらいで写真に写る色は実際と違うこともあるし
モデルが着こなすものと一般ピープルの私が着こなすのでは天地の差がある
それでも最近ネットショッピングに歯止めがきかない私
どうしたことか
もちろん好みの店が近場にないというのも一つだけれど
届くまでわからない一種の賭けみたいなのがいいんだと気づいた
もちろんお得意のネットサーフィンで口コミやら商品の画像を散々探して判断材料となる証拠を集めまくる
その中でこれはと思ったらポチるようにしているけれど
それでも実際に目で見て手に取って買うわけではないから
ちょっとイメージと違ったなぁと思うこともあるし
サイズ間違えた!ということもある
それでもやめられない
これがギャンブルというものか
失敗よりも届いた小包を開けるときのあのわくわく感が勝るのだ
もちろん福袋を買っているわけではないから中身は知っている
それでも実際にどんなものかというのは中を開けるまでのお楽しみなのだ
なんとなく子供の頃の誕生日やクリスマスに開けるプレゼントに似ている気がする
年齢が上がるにつれて自分の欲しいものを的確にねだるようになったけれど
ずっと小さいころは親が選んでくれて開けるまで何が出てくるのかわからなかった
そのドキドキ感に似ているのだ
大人になった私は自己責任のもと、様々なことを自分の意志で選択していく
そこにはサプライズもないけれど、想定外のこともない
だからなんだろうか
失敗のリスクもあるけれど、自分のコントロール外のことが起こる賭けショッピングにハマってしまうのは
想像以上にダメだったこともあるけれど
想像以上の掘り出し物に出会えることもある
どの目が出るかはサイコロを振ってみてのお楽しみ
おっと、そろそろあきれた顔でお姑さんが届いた荷物を持ってきてくれる時間だ