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【固定概念を超えてゆけシリーズ】それではみなさんご自由に

今日の一枚:目指せ、赤い屋根のおうち、シルバニアファミリー!

私と旦那の結婚は指輪に始まり、入籍日、家族の顔合わせ、結婚の挨拶

すべてにおいて私の想像の遥か斜め上をいっていた

中でも顔合わせと結婚の挨拶はなかなかウィットに富んでいると思うのでそのお話を

私は別に旦那のうちに結婚の挨拶をしに行かなかったけれど

まぁ、挨拶はないにしても自分の実家より頻度多く帰っていた

えぇ、結婚前なのに、旦那の実家に

それはさておき旦那は私の実家に結婚の挨拶ということで一緒に来た

それでもそれはあくまで帰省のついでの旅行のついでのっていう

限りなく結婚の挨拶の重要度は低いものであった

一応うちの両親が一席設けてくれたのだけれども

結局それはただの宴と化し、結婚のけの字も出ないまま終わったし

挨拶は東京へ帰るという日に居間で世間話のついでみたいに言ったくらいだ

それだって父はドラマや小説でてくるような胸に迫るシーンは一ミリもなくて

むしろ”こんな娘でいいのか?本当に貰ってくれるのか?大丈夫か?”と旦那に再三確認したあげく

私に対しては”貰ってくれるってよ、よかったな”と言い放つ始末である

ちょっとは感動的なシーンになるかとハンカチすら準備していた私の気持ちを返してほしい

その後、お互いの実家が遠いので家族の顔合わせは不要となったものの

旅行好き(鉄道に偏る、それもJR)のお舅さんの旅行日程よりうちの実家を通るとのことで

本人たち抜きでお姑さんとお舅さんが私の両親へ会いに来てくれた

私は親だけがあってどうするんだろうかと心配したけれど

それも杞憂に終わり、お舅さんとお姑さんは楽しそうにお土産話を聞かせてくれたし

うちの両親も地元を案内できてご機嫌そうだったので

結果オーライだったようである

とってつけたようで申し訳ないが旦那の弟くんに関しては

奥さんのご両親にお姑さんもお舅さんも会ったことがないので

うちなんてまだかわいいものなんだろうと思っている

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