年齢制限ギリギリで公務員試験(地方)を受験した話②

前回の記事の続きです。
読まなくてもいい、私のスペックメインの前置きの記事はこちら


受験当日

受験当日、私は軽度の心配性であるため、30分も早く会場入りしました。
しかしすでに会場にはたくさんの受験生がおりました。
私服OKとのことだったので、私服で入りました。スーツ1割:私服9割。

初めての受験だったので、どのように問題が出題されるのかもわかりません。解けた解けなかったが分からないくらい、達成感は皆無でした。
唯一迷った問題は、漢字の中から仲間外れ・仲間を選べみたいな問題です。できていたのかもわかりません。

上記の通り、達成感も後悔もなく、私の記念受験はこうして終わるのねと、帰路につきながら親に電話をしました。
親もいい経験になったねと笑ってました。能天気な親です。


1次試験の合格発表

私は合格していないだろうという気持ちだったので、合格発表の日程を知りませんでした。どこまでもやる気を感じない大きな子供です。

ある日親から、役所から手紙届いてるよと写真付きでLINEが来ました。親には、後で見るから置いといて~と返しました。
まあ合否の連絡だろうと思い、なんとなく市のホームページを開きました。
合格者発表のページが掲載されていました。ページを開きました。

合格者の受験番号がズラーっと載っていましたが、受験番号なんてこのへっぽこ女が覚えているわけもありません。

先ほど親からLINEで送られてきた写真を見返すと、宛名欄に私の名前と受験番号が記載されているではないですか。
半ばはやる気持ちを抑えながら、封筒の窓から見えるか見えないかの位置にある受験番号を、ピンチインして強引に確認をしました。

私の番号を強引に把握すると、ホームページを確認。
すると私の番号が掲載されておりました。何かの間違いか、さっき把握した受験番号が間違っていると思いました。

でも、何度見ても合ってました。
そう、私は1次を通過してしまったのです。


2次試験のお知らせ~受験まで

2次試験は職務経歴書と履歴書を手書きで記入し、提出&面接でした。2次試験で聞かれたことは、主に職務経歴書と履歴書について深掘りされるだけで、何を見られていたんだろう。
受かったか落ちたかも分からない、達成感や後悔が一切ないそんな複雑な気持ちでした。


2次合格発表

合格発表当日、役所のHPに受験番号が記載されるとのことで仕事中にしょっちゅうF5しちゃうくらい、結果を楽しみにしていました。
F5の余裕がなくなるくらい仕事が忙しくなってきた頃、HPが更新されたのです。何もかもタイミング合わないなと思いながらも、ぷるぷる震え出した手を抑えながら番号を確認。

あった、、、、スクショ、もう一度確認。
やっぱりある。

私は2次に受かってしまった。


3次試験受験対策~受験まで

3次試験に通過していたのは、ざっと90人ほど。1次の合格者は250人ほどで、2次で100人ほどに絞られておりました。
受験者は辞退者もいるので、実際に3次を受けた方がどれだけいるのか分かりませんが、多く見積もっても90人は3次を受けていたと思います。

3次試験でどのようなことが聞かれるのか、何も対策をしていない私は自宅近くのTSUTAYAにて公務員の面接対策本を立ち読みしました。

何冊か読みましたが、だいたいの本で
・自己PR
・なぜ公務員なのか(民間との違い)
・志望動機
・やってみたいこと
・公務員としての資質とは
という質問に対しての回答例が載っていました。

私は、これらに対しての質問の回答を考え挑みました。


当日。

実際に聞かれたこと。
・自己PR(時間制限あり)
・志望動機
・なんで公務員を目指したのか
・現在の就業状況について
・他の会社を受けたり自治体を受けたりしているか
・車の運転はできるか
・小学校、中学校で印象深い先生はいるか(地元での受験だったので聞かれたんだと思います)
・IT企業に勤めていて大変なこと
・自分が目指すリーダー像

ざっとこんな感じだったと思います。
地元の受験ということもあり、聞かれたことがかなりレアケースだと思います。小中学校の印象深い先生なんて、思い出すのにかなり時間を要しました。
だって15年以上前のことなんですもの。まあ、合否には関係ないことですがって言われたので、どうでもいいんですけどね。

程よい対策をしていたので、がちがちにセリフっぽい言い回しでもなかったですし、上手いこと話はできたんじゃないでしょうか。
私、人事もやっているので、セリフっぽいというか用意してきました!っていう回答のされ方をしてしまうと、読めないなと思って突っ込んで聞きたくなってしまいます。(私個人の感覚です)

それで突っ込んだことを聞くと、対策をしていなかった質問と対策をしてきた質問で一目瞭然です。
前者の場合、急に口調がおどおどしてきます。別に意地悪しているわけではないのですが、本心が見えなくて不安なんですよね。圧迫面接につながるのであまりしないようにはしてるのですが…

そんなこんなで、面接も程よくこなしたせいで、「好感触」さが分かりませんでした。また、聞かれたことも対策本に載っていたようなことばかりだったので、何を基準に判断しているのか全くもって分かりませんでした。

それが3次試験の感想です。ここで半分くらいにされるので、落ちるならこの辺だろうなと思っていました。
良くも悪くも感触は一切なく「面接終わりました」という感覚だけを残して、3次試験は幕を閉じました。


③へ続く

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