見出し画像

きみの生きやすい世界は、きっとみんなの生きやすい世界。

はじめまして。

わたしは30代後半の1児の母。夫と息子との3人暮らしです。息子は5歳半で、来年小学生になります。

息子の就学先は、支援学校に決めました。

6月、7月と、早くも説明会や面接などが立て続けにあり、「もう小学生か…!」と一気に現実味を帯びてきました。

息子は発達障がい。2歳、3歳と成長しても発語がなかなか出ず、4歳のとき自閉スペクトラム症と診断されました。
発達障がいがそこまでマイノリティではなくなってきたような気もしますが、やっぱりまだまだわたし自身もわからないこともあるし、周りに知られていないことも多いなと日々感じます。

これは一当事者の一体験記でしかありませんが、わたしがそうであったように、誰かの体験が誰かの道を少しでも拓く可能性を信じて、これまでの出来事やリアルタイムに感じている想いを綴っていってみようと思います。

たとえ同じ自閉スペクトラム症の子を持つ親御さん同士だとしても、障がいの程度や年齢や置かれた状況などで、それぞれの悩みや想いも違います。それを踏まえた上でも、わたしにしか伝えられないことがあるならばという想いでやってみようと思っています。


先日、夫とこれからの息子の未来について話し合っていたとき、
「自閉スペクトラム症の息子が居る親という立場を隠さずに、なんなら強みにしていこう。この子が生きやすい世界は、きっと他の人たちにも生きやすい世界なはず。」
と話して心に刻みました。

息子が生まれてからのたった5年の間にも、息子が居たからこそ見えたことがたくさんあります。ショックを受けたこともありましたが、知らなかったことを知れたし、たくさんの喜びや幸せもありました。

息子の存在によって新しい視点、新しい世界を見せてもらえることはわたしにとってすごくポジティブなこと。だからそれを発信することで、自閉スペクトラム症について、発達障がいについて、障がい者育児について、ひとりでも多くの人に知ってもらって、みんなでもっともっとポジティブに考えていければ良いなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?