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「母の執着」と悲劇/味噌汁日記 『今日も味噌汁ですけど、なにか?』
<今週の内容>
味噌汁日記
味噌汁研究家が食べた味噌汁を「味噌汁日記」として全部紹介。7月29日から8月4日まで味噌汁は8椀でした。
「母の執着」と悲劇
大河ドラマを見て学んだ直後にやらかしました・・・。(本文1,032文字)
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「母の執着」と悲劇
大河ドラマ「光る君へ」第三十回「つながる言の葉」(2024年8月4日放送分)で、主人公まひろ(まもなく紫式部?)が子どもとの関係をこじらせていた。
娘の賢子(かたこ)が読み書きを身につけられるよう文字の習得を仕向ける。文字の練習をしない賢子に、書けば間違う賢子にまひろは苛立ちを隠せない。賢子のあそび相手ばかりする父の為時にも・・・。
傍目に見れば、まひろのある種の滑稽さがよくわかる。賢子のやる気も出ないよね、と思う。一方でまひろの必死さ、切実さは想像に難くない。文字を読めず子どもを売られてしまった女性のこと、疫病で亡くなった文字を教えた女児のことをまひろは忘れていないだろう。
文字の習得に執着を見せる母、執筆に専念して相手をしてくれない母に不満を募らせた様子の賢子は放火に至る。まひろが文字を連ねた和紙に火をつけた。
ほどなくまひろが気づき、水をかけて火事には至らずに済んだ。なんとも複雑な気持ちになる場面だった。母の執着が子どもの放火に、最悪の場合近隣を巻き込んでの大火に・・・。
執着は怖いと思ったのも束の間、わたしもやらかした!!
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