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味噌汁の残りは怖くない

わたしが「自分のふつう」を
書くことで
あながた「自分のふつう」を
肯定して気楽になれたら

そんな願いを込めつつ
書きたいことを
書いています


味噌汁の残り

「味噌汁の残り」にどんな印象がありますか。

5人家族のお母さんが話していた。「味噌汁もおかずも残りものは困る」と。

家族でわけづらく、扱いに困るそうだ。なるほど。同じ立場なら、同じように考えるかもしれない・・・。

具沢山味噌汁の話をさせてもらうと「残りものが怖くなくなった!」と明るく話をされたことが何年経った今も印象に残っている。

詳しくはのちほど。

<味噌汁の残りは怖くない>がわたしのふつう。


無理に食べないという学び

味噌汁が鍋に少しでも残れば、そのまま残りにする。無理に食べない。

「あと少しなら」と食べた時期もあったが、今は食べない。

それはコドモの食事から学んだ。

残りがたとえひとくちでも、お腹がいっぱいと感じれば食べない。本人にしかわからない線引きがあるらしい。

「残すともったいない」とはコドモもわかっている。単に体の感覚が最上位にあるように見える。

上の世代には残さず食べるよう教えられた。残さないに越したことはないとわたしも思う。ただ体の感覚を置き去りにしているようにも感じていた。

体の感覚を優先するコドモの姿に感じ入り、鍋に残った味噌汁を残りとするようになった。


味噌汁が残ったら

味噌汁が残ったら、よろこぶ。

理由は次の味噌汁の一部になるから。味の点でも、量の点でも。

味噌汁、特に具沢山味噌汁は旨みの融合。おいしいスープをベースに、次のスープをつくれる!

そういうわけで味噌汁が残ったら粗熱がとれたら冷蔵庫にしまう。傷みやすいため保存は大切。

次の味噌汁のときに、残った味噌汁に足す形で新たな味噌汁をつくる。

具が足りなければ具を足して、水分が足りなければ水を足す。

火にかけて新たな具に火を通す。

その後、火を止めた状態で味噌で味を調える。これで完成。

このやり方と具におかずの残りも使えると知った冒頭のお母さんは「残りものが怖くなくなった!」と感想を教えてくれた。


残りものは怖くない

味噌汁の残りが怖い理由は使い道に困るから、日々の食事にバリエーションを求めているからと想像する。

味噌汁という無敵ツールを味方にすれば大丈夫。

安全面だけ配慮して次に活躍してもらえばいい。味噌汁は味噌汁に、おかずは味噌汁の具になる。大丈夫!



<味噌汁の残りは怖くない> がふつうの
味噌汁研究家かじまゆが書きました

最後まで読んでくれて
ありがとうございます


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