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私の持ってるタロットデッキ『ワンダーランド・タロット』について

 こんにちは、今回は私が普段使っているタロットデッキ『ワンダーランド・タロット』についてお話したいと思います。私は趣味でタロットをしていて占い師ではないこと、あくまで個人的な感想なのでご了承ください💦



 『ワンダーランド・タロット』は5年ほど前に初めて購入したタロットで、一途にこれだけ使っています。不思議の国のアリス・鏡の国のアリスをモチーフにしており、初版・不思議の国のアリスの挿絵画家ジョン・テニエルの挿絵をオマージュして作られてます。


 『せっかくなら好きなモチーフのタロットが欲しい!』と探していたところ見つけたのが初版ワンダーランド・タロット。しかし、知った時はすでに廃盤でプレミアが付いて値段が高騰しており入手困難なデッキになっていました。ところが、よくよく調べると当時、復刻版が発売されたばかりということで『買うしかない!』と購入!この時は運命すら感じていました😌

 『ワンダーランド・タロット』は基本的にライダー・ウエイト版に準拠してますが、中には全然準拠してないカードもあります。そのため、絵柄が教則本に沿わず分かりづらく(相手も自分も)、意味を覚えるのが大変。ですが、物語を知っていれば分かる背景があり理解が深まります。
ちなみに裏面は花柄🌸廃盤になったものがピンクで、復刻版は紫になってます。よくみると左右対称でないので裏面から正逆が分かってしまいます。

左が正位置で右が逆位置。よくみると花の向きが逆。


 良い点は、とにかく可愛いのでテンションが上がること。そして、怖いカードが怖くないこと。
 タロット屈指の怖いカード『塔』と『悪魔』。『塔』はアリスが白うさぎの家で大きくなって出られなくなってしまったシーン。自分の住まいに大きな人間がいたら、そりゃもう想定外のハプニングですよね🐰『悪魔』は鏡の国のアリスの作中でアリスが見つけた本に登場する架空の生物、ジャバウォッキ(邪婆有尾鬼)。最終的に倒される描写があることから恐ろしい怪物も打ち破ることができるという勇気が湧いてきます。アリスとしての解釈を持ってくることができるのも良い点のひとつだと思っています。

 これは個人的にですが、アリスの物語は夢オチというのが良いです。私は占いすると嫌な結果に気持ちが囚われがちですが、そんな結果が出たときも『ま、夢だから!』と流すことができます😂

 ワンダーランド・タロットはアリスの物語のようにへんてこでユーモアに富んでいるので、フランクな友達みたいな感覚で付き合っています。タロットに対するスタンスを気軽にしてくれてる感じがして好きです。

 このタロット自体の特徴として、缶に入っていて保管や持ち運びに最適で、サイズが小さいので手が小さい女性でもシャッフルしやすいです。缶入りタロットシリーズはアリス以外にもあるので気になった方は是非探してみてください。

 私の『ワンダーランド・タロット』に対する愛は伝わったでしょうか😍?みなさんの持っているデッキの出会い、好きなところ是非是非知りたいので教えてほしいです✨

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