![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163485060/rectangle_large_type_2_1161788f564da3f4e9ce1788af3c4385.jpeg?width=1200)
明日は誰と話そうか。
私は、ある日から外に出るのがとても億劫になってしまった。
外に出ない日はないほど活動的だったのに、
今では日中のほとんどを家で過ごす毎日だ。
そんな私もたまに、一人では居られない時があり
誰かに心の内を明かしたくなる。
そうして、今日は友達に会ってきたのだ。
久しぶりに行く新宿はとても華やかだったが、
その華やかさが私を追い込んでいく。
やっと、ゆったりできそうなカフェを見つけ、
久しぶりに地元の友達と話した。
「どうやったら運命の人に会えるのかな?」
友達は、真剣な表情で私に問いかける。
それに便乗するように私も人生について問う。
二人で真剣に考えた。
いつも同じように悩んでいるはずなのに、
こうして誰かと共に考えている時間は、
私にとって、心を保つには充分すぎた。
私は明日も誰かと共に自分を悩みたい。
どうでもいいことを語っていたい。