休みの日何しているかの話
普段は人助け事業をメインに、クライアントの店舗に入っているが
最近は午前中から大工仕事のため、夜は店舗現場には入らないようにしている。埃まみれのまま接客するのは気がひけるし、第一体力が持たない。しかしながらライフラインを断つほど余裕がないため、在宅でできるような仕事を受注している。それは何かと言うと、グラフィックデザインだ。
専門学校の時、イラストレーターとフォトショップの基礎を学んだ。しかしこれは今考えれば、みんなには必要のない授業だったように思う。
美容系の専門学校だったのに、イラレとフォトショを学ぶとは。
ま、広い意味でデザインを知るためにはいいきっかけだと思うけど、その時間に美容を学ぶ方がいいだろう。カリキュラムの余白をAdobeで埋めた感じだ。
でも僕はこの授業が好きだった。この頃アート系の意識高い学生だった自分は「グラフィックデザイン」にはまっていた。学校の授業より写真をコラージュしたり、グラフィックデザイナーの作品を見たり、英語ばかり書いてあるヴォーグなどを読んでいた。今となってはかなり痛い10代後半の過ごし方だ。
イラレフォトショの授業では、旅行の広告を作るというテストがあって
元データを参考にトリミングしたり、文字組みをしたりするのだが
絵や、装飾されたフォントなどは全部パスでトレースして、完全なる広告を再現して提出した。先生には「授業だから教えた範囲の技術でやりなさい」と言われたが、とりあえずオッケーだった。
ともあれ、近くにクリエイターがたくさん、(カメラマンや、Tシャツ屋、コラージュ職人)いて、一緒に過ごしていたのが今となって僕の仕事に還元されている。まだまだ知らない事もある。あれから14年ほど経ったが今仕事をくれているクライアントには申し訳ないが、ほぼ我流。でもこれからの時代、なんでもできないとダメですよと世間に言いたい。
そんなわけで、休むのが怖くて、休みの日も、なんらかの在宅ワークをこなしております。