検査スケジュールと告げられた病名(聞いたことのない病気で入院 その3)
ひと通りの聞き取りが終わって先生が丁寧に今の病状について説明を始めてくれた。
聞いたことのない部位の聞いたことのない腫瘍
肺と肺の間「縦隔」に腫瘍があるとのことだった。縦隔は前・中・後と分けられ私の場合真ん中辺「中縦隔」に「なにか」があるので「中縦隔腫瘍」であることには間違いがない。ただ、ここにできる腫瘍の原因が様々で、今後検査が必要だとのことだった。
中縦隔にできる腫瘍の原因は
・リンパ節肥大(腫瘍のことも)
・先天性嚢胞(嚢胞とは液体のような物で満たされた袋状のもの)
・神経由来の腫瘍
・そのほか
であり、確定するためにまず最低限CT、MRI、petCTをやってみることに。ただ、たぶんこれでは済まないので様子を見ながら組織検査をすることになるだろうという物だった。
やることが決まっているのだからやるしかなく、どれも最短で予約するのを勧められたので「おまかせ」に。
スケジュールは
12月3日 petCT
12月8日 造影剤CT
12月22日 MRI
そこまでを決めてほっとしていると、先生から「家族との面談は年内にしますいつがいいですか?」と。年内夫も私も割と忙しい中、22日から病院の最終外来日29日までで調べると24日のみ。夫の許可も取らずなんなら「これませんでした」って言えばいいやとクリスマスイブに予約をしたのだった。
帰り際「あ、24日ね、もしかしたら担当変わるかもしれない。僕の上司になるかもしれないけど検査はきちんと僕が診るからね」となんだか死亡フラグ追加された感じ。ま、聞いたことのない部位の聞いたことのない病名(病状?)で情報過多になってて「はい〜」と笑いながら退室、ぼんやりしたまま仕事に行ったのだった。
つづく
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