今更Happyの曲解説⑤
11日はライブ初めでした!
CDもたくさん売れて、少しずつ広がってる感じあります。
こんな状況だけど、というかこんな状況だからこそ、ライブやる意味をめちゃくちゃ感じてます。
ライブハウスで希望もらいすぎて、現場視点オンリーのnote書いてしまったので前回のnoteは消しました。
いろんな視点から物事を見れるようになるといいな。日々精進。
それはそうと今日はHappyの曲解説⑤です。
5.パンデミック
こんなタイトルだからコロナのことですよね!?ってよく聞かれるんだけど、コロナのことは特別意識してないです。笑
歌詞を書いてた2020年6月当時の世相をただただ反映したものになってます。
マイケルが作ったデモがすごく明るい曲調だったから歌詞は皮肉たっぷりで毒のある歌詞がいいなぁとは思ってました。
明るい曲調に明るい歌詞っていう元気の押し売りみたいなものってあまり好みではなくて。
明るい曲調だとどうしても毒を入れたくなってしまいます。
そんなことを考えていたら出だしの
不毛な議論が電子の海駆け巡る昼夜
っていう歌詞が自然と出てきたので、そこからは導かれるようにその当時思っていることを書きました。
歌詞を少し解説しようかなーと思って改めて歌詞見たらめちゃくちゃ良い歌詞だな!って思ったので全部貼ることにします。笑
パンデミック
不毛な議論が電子の海駆け巡る昼夜
そんなんいいからこの星から抜け出してランデブー
そりゃ毎日毎日檻の中で
祈るようにまじない唱えても
ジーザスクライストis in da house
なんてありゃしない
誰も助けちゃくれないぜ
くたびれた顔は似合わない
それならば踊ればいんじゃない
まやかしもデマもひとまとめ
今すぐに踊ればいーんじゃない
未曾有のディザスター
こうしちゃいられないって
騒がしい
そんなんいいからちょっと聞いてよ
出所不明のあやしいビッグニュース
そりゃ毎日毎日呪いを込め
魔法陣描いては祈っても
evil god is in da house
なんてありゃしない
誰も助けちゃくれないぜ
邪な胸の内にある
傷を吐き出せばいんじゃない
この音に乗ってトリップして
すぐに吐き出せばいんじゃない
でたらめな放物線が
夜を纏って理に叶う
穏やかなまやかし
太陽の下では朽ちてゆく
その心にも
そっと夜風が吹く
くたびれた顔は似合わない
それならば踊ればいんじゃない
まやかしもデマもひとまとめ
今すぐに踊ればいい
邪な胸の内にある
傷を吐き出せばいんじゃない
この音に乗ってトリップして
すぐに吐き出せばいんじゃない
うーん!良い歌詞!解説するのも野暮なくらいストレートにひねくれた歌詞が炸裂してますね。
困った時こそ踊って忘れようぜっていう僕の楽観的な思考回路が読み取れます。
実際、考えてもしょうがないことっていっぱいあると思う。
ポイントは
邪な胸のうちにある傷を吐き出せばいいんじゃない
ってところです。
最初から悪い人っていないと思ってて。
邪なことを考えてしまう人って絶対心に何かしら傷を持っていると思うんですよね。
そんな傷を吐き出したら、受け入れてあげたら、そんな人とも一緒に踊れるかもしれない。
それってめちゃくちゃラブアンドピースですよね。笑
実際ライブでやるようになってこの曲で楽しそうにしているフロアを見ると作ってよかったなぁって思います。
この曲、デモからすごく化けて。デモの時点では最終形が見えなかった。
デモの段階ではただの明るい曲だったんだけど歌詞で毒が入って、りっちゃんの女声コーラスが入って色がついて、加納くんのギターや、はやおくんのドラムがエグみを出してくれた。
これをMVにしても面白かったなぁ。
気になった人はCD買うか、ライブに聴きにきてね。
それでは!!!