愛しき我が友人へ
福岡まで来てくれてありがとう。
福岡を楽しんでくれたかな。
キャナルで待ち合わせして、互いにどこにいるか分からないって言って僅かながらも土地勘がある私が率先して動いても先に見つけられる私。
不甲斐ないことこの上ないです。
そこからキャナルをいっぱい回って、ひやむぎさんの仕事が終わるのを待つがひやむぎさんの残業が確定。
致し方なくうちへ帰って作った生姜焼き。
美味しかったか未だに不安です。
2日目も飽きもせずにキャナルで色んなものを見て回った。
そういえば、名刺入れの使い心地はどうなのだろうか。
私がねこちゃんピアスを欲しがっているのを見て、手を引っ張ってってくれてプレゼントしてくれたの、すごく嬉しかった。
本当にありがとう。一生大切にできる宝物がまた一つ増えたよ。
君が帰るあの日、背を向けて歩く君を見たら「この特別だった日々が終わってしまう」そう思うと涙が滲んできて。
それでも最後は笑顔が良かったから、君の姿が見えなくなるまで笑って手を振った。
その後ぐずぐずといつまでも泣いている私を見て笑うひやむぎさん。
空港内を周りつつやっと泣き止み、抹茶&ほうじ茶アイスの善哉のようなものを食べながらひやむぎさんが君の話を始めた。
私の頭の中には君が背を向けて歩いていく光景がまた思い浮かんで、せっかく泣き止んだのにどうしてくれるんだとひやむぎさんを責め立てた。
福岡までの長旅、本当にありがとう。
次に会う時は、ねこちゃんピアスを付けて会おうね。