ストレンジャーシングス 感想

そもそも見始めたきっかけはDBD(デッドバイデイライト)というゲームに出てくる「デモゴルゴン」というキャラでした。

頭がお花というか食虫植物のようになっており、地中に潜ってワープするのですが、鳴き声や走り方が独特で、そしてゲーム内で最弱と呼ばれる不憫なキャラクター。

なんだか憎めないので気になって観てみました。

DBDのキラーは基本的に人型が多く、今回のデモゴルゴンはどちらかというと怪物の括りに近いかな?と思うのですが、正直「怪物モノはそんなに自分には刺さらないだろうな〜w」という軽い気持ちで見始めました。申し訳ない。最高でした。


まず主人公達が中学生という設定!

主人公が大人というよりも感情移入しやすく、みんな愛らしくて憎めない子達で、序盤からそのうちの1人が失踪するという内容。

「ま、デモゴルゴンの仕業なんだよなw」と軽く思ってましたが、同時進行で主人公のマイクの姉サイドの話も進んでいきます。

簡単に姉サイドの話と記しましたが、姉にはなんだか似つかわない彼氏が出てきたり、弟同士が仲良いという接点があるいつも1人で、時には盗撮してくる童貞みあふれる兄が絡んできたりと各キャラクターの性格を上手いこと掘り下げるシーンも沢山出てきます。こりゃキャラクター好きになるよな。

姉と弟、対する敵は同じではあるけど、別の方向からデモゴルゴンの存在を突き止めていくところやそこに現れる謎の超能力使いの女の子など、飽きる暇もなくストーリーが進んでいって次の話を観るのが待ち遠しくなるほどでした。

ストーリー上のみんなももちろんデモゴルゴンという怪物の存在や超能力という存在を受け入れられない、信じられないといった様子でしたが、実際に目の当たりにして戦ったりすることで信じる場面を見ることによってこちらも同じように受け入れられたので怪物モノもこういった引き込み方法があるのだなあと感心してました。

シーズン1の話の終わり方もスマートで(シーズン1の時点で続編製作決定が決まっていたからというのもありますが)、スノーボールという伏線もシーズン2で綺麗に回収、シーズン2終了後にシーズン2の振り返り裏話としてキャストさん達へのインタビュー映像まであって抜かりないなと…

裏話を観て初めてゲームセンターでやっていたゲームがシーズン2の内容に関連していること、当時のキャストの気持ちなどを改めて聞くことができてンン〜こういうのすこ!!!!!ってなりました。笑

シーズン2では新たに転校生とその兄が加わるのですが、今まで出てきていたキャラクターとはまた違った個性(尖りが強め)のふたりでこれもまた良いスパイスでした!

ストーリーとしてはマイクの友達のジャスティンが謎のナメクジのような新種生物を育てるお話し。(?)

サイドではティーン達の恋愛模様も描かれていて、描かれるだけではなく主軸のストーリーにもしっかり関係してきてそこも面白かった!


そしてシーズン3ではもはやデモゴルゴンという次元を超えた怪物との闘いに発展し、ハラハラドキドキとまさかの人物の死…!

シーズン4が製作予定らしいので今後の展開も楽しみではあるのですが、あのひとが死んでしまってどうなってしまうのだろうという気持ちが強くてずっと引きずってますね……


だいぶ長文で書き過ぎてしまったので熱量の差がすごいですがこの辺で!



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