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ネットの海の底で会いましょう
誰かの名無しになりたい
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私は最近、無記名の記事を書くことになりました。どんな記事を書いているのか、契約上ここでは詳しくお話しできず、ナイショです。でも、皆さんの身近にある内容を書いていることだけは確か。
実はですね、すでに私が手がけた記事がとあるサイトのどこかに掲載され、ひっそりとネットの海の中を漂っています。やっぱりこれも契約上、どこのサイトか言えません。私の手元を離れた記事は、これからネットの海でどんな人と出会い、どのように記事が読まれるのでしょうか?
記事を作る過程については、また後日詳しくお話しするつもりですが、正直なところなかなか大変です。無記名であれ、記事を作るということは誰かの役に立てるよう生み出すもの。私なりにベストを尽くして(ときどきコーヒーの量を増やして、いろいろな文献をひっくり返してかじりつきながら)制作しています。
私達を取り囲む「名無しの言葉たち」
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改めて考えてみると、私たちは日常的に誰かが書いた「無記名の言葉」に囲まれて生きています。例えば、お菓子のパッケージに書かれたキャッチフレーズや、家電の組み立て説明書に書かれた指示。それらもまた、誰かが生み出した「名無しの言葉」です。
今、私が書いている記事も、そんな「名無しの言葉」の一つになるのでしょう。そして、どこかで誰かが読んでくれているはずです。
少し面白いと思いませんか?私の名無しの記事が、これからどんな冒険を経て、どんな人の目に触れ、どんなふうに受け取られるのか。
そして、どのように人を助けて役に立つのか?
しかもフィールドは日本。世界7,168の言語のうちのたったひとつ、日本語のネットの海の中で、私の書いた記事はクラゲみたいにふわふわと漂うのでしょう。
あなたに出会うかもしれない「私の名無しの言葉」
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もしかすると、この記事を読んでいるあなたも、いつか私が書いた無記名記事に出会うことがあるかもしれません。何億と飛び交う言葉の海の底で、お互い知らず知らずのうちに出会えていたら素敵ですね。
では、またいつか、どこかで。
私の名無し言葉であなたに再会しましょう。