表現がえぐい！ミスチルの浮気・不倫曲の魅力を語りたい。

こんにちは、よしろーです！
ええっと、小さい声で聞きますね。

みなさん、浮気・不倫ってしたことありますか？ボソッ

「やったことありますよ！」
と言える人はいないですよね・・・笑

ただ、ミスチルの曲の中には
「これって浮気・不倫だよね？」
というものがいくつかあります。
そして、浮気や不倫の曲って結構人気がありますよね。

ということで！
今回は、

あくまで個人的な感想なので、みなさんも
「こういうところに魅力があると思います！」
などあれば、コメント欄でぜひ教えてください！

こちらの内容は、Youtubeにもまとめてありますので、よければご覧ください！

なぜ浮気や不倫に惹かれるのだろう？

なぜミスチルの浮気・不倫の曲には魅力があるのか
なぜミスチルの浮気・不倫の曲に引かれてしまうのか。
それには２つの要因があると思います。

１つ目は、桜井さんの曲作りの原点である「人間が本来持っている感情の複雑さ奥深さを表現する」ことだと思います。

Mr.Childrenの『道標の歌』にもあったのですが、
桜井さんはデビュー前に、作曲についてNHKのベストサウンズや小林武史さんの影響で

自身の体験で感じたことや、人間の持っている複雑で奥深い感情から曲を作ること

を意識しているようです。

ライブのMCで曲のエピソードを話してくれる時も、桜井さんが体感したことを素直に歌にした、と語ることも多い。
その体感や感情から物語を紡ぐように曲作りをしているので、多くの人の共感を生むのだと思います。

桜井さん自身は不倫した経験もあるので、
おそらく、その体験から感じたことを書いているので、
人間の汚い部分、ただその中にある純粋な愛などを
リアルで生々しく表現できるのかなと思います。

２つ目は、
聴く人の「あの人とうまくいっていたら、どうなっていたのかな」という感情を引き出す
ことだと思います。

多くの人は浮気や不倫をしていないと思いますが、
（というか、多くの人がしてたらやばいですが・・・笑）
「あの時、あの人とうまくいってたら、今頃どうなっていたかな？」
と考えることはありませんか？

浮気や不倫をしていなくても、曲のどこかに重なる部分などがあり、
その気持ちを思い出してしまうので、曲を聴くと心にグサッとくるのかなと思います。

では歌詞を踏まえ、僕が好きなミスチルの好きな浮気・不倫の曲を３曲紹介します！

身勝手な2人をどこかに連れ去っておくれ

まず、浮気・不倫で思い浮かぶのはUFOですね！

桜井さんはこの曲について

この曲は冷めかけたスパゲティってフレーズを歌いたかったから収録した

と語っています。
このワードから的確に浮気をする男の人の心情を表現しているのはさすがですね・・・。

特に好きな歌詞は

「互いの胸の内に気づいている以上　僕らは共犯者だ　念をおして確かめなくても」
「なぜ2人　今になって向き合ってしまうんだろう」

です。

この歌詞からするに、2人は好き同士だけど互いに別のパートナーがいる。
変えられない現実があるから「連れ去っておくれ　UFO」という空想にすがっている。

また、

遥か彼方から飛来する未知の光が　僕らを包んで
迷いも苦しみもない世界へ連れ去る
身勝手なその夢は
低空飛行の旅客機の地響きに　剥ぎ取られた

という歌詞。

ここも、2人（おそらく浮気相手）で旅行に行き、楽しかった思い出を振り返りながら、帰りの飛行機の中で思い返している描写ではないかと。

この男の優柔不断でずるい部分を表現しつつ、切なさが出ている感じがすごく好きです。

この2人は結局どうなったんでしょうかね・・・。
行く末が気になります・・・！

もう振り出しに戻れるわけない

続いては、クラスメイト。

偶然再開した2人。恋に落ちた相手はクラスメイト。
でも彼女には恋人がいるから浮気の関係になる。
というストーリー。

相手に本命がいるから恋人にはなれないとわかっているけど、
やっぱり一緒になりたい
という感情や描写がすごい切ない感じもあってと思います。

まず好きなのは韻の踏み方。

日は傾き　街は3時
少し遅い君とのランチ

もうじき来る君のBirthday
迷わず僕でを選んで

こんな踏み方するとは、さすがです桜井先生・・・！

あと、

ごめんよいつも困らすばかりで
しばらく「は彼の」話はやめておこう

も、しばらく「別れの」話はやめておこう
と意味がかかっていると思われるので、この表現もすごい・・・。

そして、最後の

明け方の歩道　「じゃね　またね」と彼女
マンションのベランダに立って手を振る僕　たまらなく寂しい

いやー、罪な女！笑
またねってことは、この関係を続けるつもりですよね！

そして今日も街は動き出す　行き交う人並み
from sunday night to monday morning

ここも日常に戻る描写も、みんなが仕事や学校が始まる月曜日の朝と表現してるのがすごいなと思います。

この2人、また週末に会うんだろうなぁ。

大人な2人の、たった１夜の過ち

最後に紹介するのはothers。
これまでのミスチルの浮気・不倫の曲とは１味違う「大人な2人の、１夜限りの関係」が描かれている気がします。

まず、othersというタイトルですが「他のもの、他人」という意味があるそう。ここがすでに

①登場する女性は「他の人のもの」
②１夜で「他人」になる

というダブルミーニングになっているのではないかと。

例えば、歌詞で

まるで近未来の映画のよう　アンドロイドが　
感情なんかなく　互いのエルギーを　吸い合うように

とあるのですが、2人は「感情はなく」お互いを求め合っている。

また、

「そろそろ行くね」って僕の　言葉を待っていたかのよう
無駄のない動きで　君はそう僕に手を振る

「すぐ捕まるさ」そう言いながらスニーカーを履き
タクシーに向け僕は走った

など、UFOやクラスメイトと違って、この女性とは１夜限りでもう会うことはなく、その後の関係は続かなさそう。
これが大人な2人の１夜の関係なのかなと。

また、othersは演奏も含めて１つの物語になっています。

アウトロは１分くらいあるのですが、
最初はゆったりした音楽からストリングスが入って盛り上がり、
最後は静かに終わっていく。

これは、最後の歌詞にある
タクシーの中から月を眺めながら、先程起こった出来事を思い出して、
ドキドキしている。
そして、もうこの関係は終わるから胸にしまっておこう。
という感情を表しているのではないかと。

このように、UFOやクラスメイトなどの若い浮気ではなく、色々経験をしてきた桜井さんだからこそ描ける、１夜限りの大人の過ちな曲かなと思います。

やはり、ミスチルの浮気・不倫曲は大好き

以上、自分が好きなミスチルの浮気・不倫曲３曲を紹介しました！
（他にもたくさんそういう曲はありますが、今回は自分が好きな曲を厳選しました！）

やはり、浮気や不倫の曲は大きな障壁があるからこそ、相手への気持ちや描写が濃く描かれていて、響くのでしょうか。

というか、桜井さんやミスチルの表現がエグすぎるな・・・。
これからもMr.Childrenの禁断の愛の歌、ぜひ聴きたいです！

みなさんも
「こういう魅力がある！」「この曲って実は浮気・不倫の曲じゃない？」
などあれば、コメント欄でぜひ教えてください！
みんなで語り合いましょう！

それでは、また〜！