見出し画像

infjが就活を終わらせるために

infjである私にとって就職活動は、地獄の毎日でした。

なぜなら私は将来を模索する中で考えが変わり、進路が変わった結果、何の準備もなく就活をすることになったためです。(理由は省略。しかし有難いことに、最終的には良いご縁をいただけました。)

また、私は超内向型、感情型の人間で、就活という「言語」(就活特有の話し方、ルールなど)になかなか最初は馴染めなかったためです。(当時は焦りもあり、より感情型になっていた模様)

就活する中で得たこと・感じたことは、infjの人ならもしかして共感出来るかもしれない、後輩たちにとっては参考になることも出来るかもしれないと思い、書いてみました。

①グループディスカッションはしない

私は、診断によると8割型I(つまり超内向型)であるようです。そのためなのか、初対面の人と複数人で、かつ会話の内容がジャッジされるという(人目が気になる)場面で話をすることが、得意ではありません。

試しに一度グループディスカッションに挑んでみたのですが、

頭の中では意見が沢山浮かんでくるくせに、顔色やその場の公平性ばかり気にしてしまい、口からはそれらを発することが出来なかったんですよね。

なので私は、グループディスカッションを一切行わない企業の選考を受けるようにしました。(これはinfjとはいえ、個人の問題もあるため、人によると思います)


②自分の内面を言語化することに慣れる

私は脳内では自分の意見がありますが、それを、他人に通じるような言語で話すことが苦手でした。

また、1つの物事に対して深く詳しく説明するのは得意なのですが、簡潔に短く話すことは至難の業でした。

就活では面接官に対し、物事を分かりやすく簡潔に伝える必要がありますよね。

慣れるためにやったことは

①友達と面接練習

②就活のプロと練習(キャリアセンターや、就活エージェント)

③場数を踏んで慣れる

主にこの3つで、一番やったことは最悪なことに③でした。(結果、就活後半戦はメンタルが大変でした)

言い訳をすると、実際の面接官と話した方が、自分が伝わったのか否かがダイレクトに分かりますし、面接そのものも肌感覚で慣れることができました。(というより、置かれている立場上、そうせざるを得なかった)

今の時代だとオープンチャットで見知らぬ就活生と練習する手段もあります。ほとんどの人はこちらを選ぶと思うのですが、私はその選択肢を選ぶことができませんでした(infjだからなのか、私の性格なのか、、、)。

出来れば①か②、または先輩などを頼ることをオススメします。

③休む(≒Ni-Tiループ回避)

infjの方はもれなく、就活というイベントにも一喜一憂してしまう傾向があるのではと思っています。

私は一つ一つの面接が終わる度に、あれがだめだった、こう答えればよかったと、脳内反省会を繰り広げるばかりでした。

面接で上手く答えることも大切ではありますが、一方で就活はご縁や相性なども関係してくると思います。

加えてもし、(言い方は悪いですが)自分が上手く話せなかったような環境で働くことになったとして、私は社会人としての勤めを果たすことはできるのでしょうか。

上手く話せなかったことは、自分にも責任があるかもしれません。

ですが、相手方との相性が悪かった可能性も、ゼロではないわけです。落とされた方が、自分のためでもあるし、企業にとっても良いのです。

それに気づいてからは、脳内反省会が起こったとしても、なるべくポジティブな方向で考えるように意識しました。(今のうちに失敗できてよかった、ここまでは上手く出来たから次はこうしよう、など)

そして、なるべく気分転換するようにも意識しました。

コロナ禍だとリモート面接も多く、何をしていても家の中にいる状態です。そのため、意識して心を切り替えることは大切です。たまには映画見たり、散歩したりしよう。

また、人生就活だけが全てではないし、時期問わず色んな方法で人材を募集している企業もあります。現代は色んな働き方が、選択できるようになってきてますよね。チャンスは探すことで、無限の可能性があるんです。

④infjを生かそう

infjにとって就活は、世間一般の「就活」という言語・フォーマットに順応する必要があるため、場合によっては、自分を押し殺すような場面であるかもしれません。

しかし、全ての企業が、infjにとって生きづらいかというと、そうではないのです(ということに私は途中で気づきました)。

infjが持つような深い洞察力、直感性、集中力、感受性の豊かさなどは、

出し方によっては、企業が求める人物像と合致することができるのです。

そのためには、企業研究が欠かせません。

企業研究をすれば、自分の強みをどのように生かせるのかも分かってきますし、

調べる中で分からなかったことは、逆質問で聞けば良いわけです。

infjの方は、それぞれの企業が行っている事業に関して深く理解したり、別の視点から考えたりできる人が多いのではと思います。

そういった、他者にはできない切り口から逆質問をした時(つまりinfjの強みを生かした質問をした時)、多くの企業さんは評価してくださいました。

infjの良さは、殺さなくても全然大丈夫ですし、他者には無い強みにだってなるんです。

⑤直感を信じる

最後に来て根拠の薄い話です(笑)。

ですが直感が強いinfjなら、面接が始まった途端に「これは自分に合っている」「ちょっと無理そうだな」とか、すぐ分かってしまうこともあるんじゃないでしょうか。

私は就活が終わってから気づいたのですが(遅い)、

無意識にも直感で「ここは合ってないな」「この条件私には向いてないかも」という面接の時は、もれなく言葉がもつれたり、面接中に内心パニックになってしまうこともありました。

しかし、直感的に大丈夫だ!という時は、不思議なもので、

言葉がスラスラ出てきたり、自分の良さが自然と発揮できたり、

あ、失敗した!と思ってても、企業さんがその場面をポジティブに評価してくださることもあったのです。(言葉は下手でも、自分のことを伝えることが出来ていた、伝わったという事です)

直感のある無しは別にして、

企業研究や、面接を重ねる中で得た疑問・「モヤモヤ」は、なるべく自分の中で言語化・解消した方が良いと感じました。(逆に本来、それをすり合わせるために行うものが、面接であり、就活なのです。「私」と企業とで公平に対話し、合うか合わないかを決めるのです。企業が決定権を持つことは同時に、学生側にもその権利があるのです。そこに本来、上下関係はありません。)

自分の心を偽らず、素直に表現しつつ、就活した方が良いです。(その方が精神的にも楽ですし、後悔も少ないです)


以上、まとまりのない文章でしたが、私の就活経験を元に得た5つの点について、書いてみました。

私はinfjの中でも超内向型、超直感型、超感情型という、ある意味で社会にそぐわない人間です。

そんな私でも、(メンタルを病みつつも笑)なんとか内定を頂くことができました。

このノートを見て、少しでも就活生の救いになったら、そして共感できることがあったら、嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?