【PoE2】火力の向上について～アーチメイジスパークロードマップノートブック3～
はじめに
この記事は「アーチメイジスパークロードマップノートブック」の続きです。
今回は火力の向上について、自分が試してみたビルドや盛ってみたステータスを元に触れていきたいと考えています。
プレイ開始から1か月半が経過し順調に装備を更新していますが、exの価値が落ちたことやある程度全体にアイテムが行き渡ったことから稼ぎが難しくなってきたように感じています。
それに対して装備更新に必要な通貨量は上昇しており、現在では1部位の更新に100div以上を要求されることも当たり前になってきました。
ビルドガイドの動画を元に更新を進めていましたが、そのような中で（100div使ったけどあんまり火力が上がらないな）と感じることや、（数値は伸びたけど前の方が快適だったんじゃないかな）と感じることがあり、各々の予算の中で1番良い買い物をするための指針があったほうが良いのでは無いかと思ったことがこの記事を作成するに至った理由です。
完全に感覚値ベースでの話であり、詳細な数字を根拠としているものではないため賛否があろうことは重々承知していますが、”詳細な数字を根拠としてPoE2を遊ぶプレイヤー”よりも”DPS向上を目標としてなんとなくの感覚でPoE2を遊ぶプレイヤー”のほうが圧倒的に多いと思うので、そういった視点で価値を出せれば幸いです。
要は「ざっくり楽しむPoE2火力向上概論」ですので、
記事の性質上、上級者の方々からすると間違っている部分も多くあるかもしれません。
再現性のために意図的に情報量を絞ってシンプルにしているものもあれば、純粋に間違っている部分もあるでしょう。
気づいたことがあった場合には時に絢爛に時に壮麗にそっと訂正をお願いします。
（そろそろ自前の語彙力ではここのレパートリーも無くなってきました）
”DPS”と”運用の快適性”
先に結論を書きますが、ざっくり楽しむPoE2としてあくまで個人の経験を元にすると、”DPS”を重視するならクリティカルを積み、”運用の快適性”を重視するならスペル効果持続時間を積みながら、どちらの場合も合わせてキャストスピードを足すのが良いと考えています。
少し詳しく見ていきます。
方向性の明確化
装備を更新するにあたって最も重要なことは、”DPS”を重視するのか”運用の快適性”を重視するのかという方向性を明確化することです。
どちらがより優れている、どちらがより洗練されている、というような話ではありません。
より大きなDPSを目指すことも、より優れた運用の快適性を目指すことも、それぞれ尊重されるべき正しいゲームの遊び方だと思っていますし、なんなら両立を目指したっていいでしょう。
そもそも私自身が両立させたい派です。
しかし限られた予算の中でこれらを両立することは難しいと感じているのも事実です。
そのため150k～200k以上のDPSを目指す場合にはどちらが自分にとってより大切なのかを明確にすることをおすすめします。
アーチメイジスパーク（MoMスパーク）で言うと”クリティカル型”と”非クリティカル型”になるのではないかと考えています。
クリティカル型と非クリティカル型
下の2枚の画像は全く同じ装備を使っており、パッシブツリーの変更＋制御破壊と雷耐性突破の入れ替えのみを行ってクリティカル型と非クリティカル型に組み替えたものです。
マナ自動回復レートはどちらも「スパークを連打してマナが一切減らない」ラインで調整しており、それ以外の条件についてもほぼ同じになるようにしています。
それでも数値としてのDPSは約90kの差があります。
では90kのDPS差分クリティカル型の方が強いのかと言うとそんなことはなく、マップを走る分には非クリティカル型の方が早いです。
なんなら現在メインで周回しているシミュラクラム+4においても雑魚の処理は非クリティカル型の方が安定しており、ボスの撃破速度も同じくらいです。（なんなら非クリティカル型の方が早い時もあります）
要因は避雷針がDPSに反映されないという”ズル”と、スパークの性質だと考えています。
スペル効果持続時間
”クリティカル型”のビルドではクリティカル率が約27%、クリティカルダメージ倍率は400%で、装備での補正をかけていないため取りやすいパッシブを取っていくと誰でも大体同じくらいの数字になります。
対して”非クリティカル型”ではクリティカル系のパッシブを取らない分でスペル効果持続時間を多く積んでいます。
発生したスパークは稲妻それぞれに判定があるのではなく、”1スパークという束”ごとに判定があり、0.66秒に1回ヒットするそうです。
（1回のスパークで出た稲妻全てが同じ判定を共有しているということ）
60kが4回ヒットして240kのダメージを出すよりも、40kが7回ヒットして280kのダメージを出すほうが単純に強く、また避雷針によるラッキーは大体30%くらいの上昇と同価値だそうです。
持続時間が長ければ1回のスパークがより多くの相手にヒットしますし、出現と同時に大きなダメージを与えられるケースも増えます。
諸々を加味すると仮に正確に調整をしてクリティカル型を5ヒットに出来たとしても非クリティカル型の方が”運用の快適性”は高そうです。
反面非クリティカル型のステータスは”DPS”にあまり寄与しません。
クリティカルのDPS反映における計算式は全く把握していませんが、10%くらいヒット率を盛ると一気に10kくらいDPSが伸びたので、見栄えを重視する場合にはクリティカルガン振りが正解そうです。
またクリティカル型はクリティカル率とクリティカルダメージ倍率を更に伸ばしていけることに対して、非クリティカル型はこれ以上の伸びしろがほぼ無いため、”DPS”を追求しながらも”運用の快適性”を更に引き上げる場合には必然的にクリティカルを伸ばしていくことになります。
ただしワンド1本1ミラーの世界です。結構な妥協品でも100divです。
このあたりに方向性の明確化を最初に持ってきた理由があります。
以上をふまえ、私自身の結論としては以下の通りです。
結論
①安く”DPS”を上げたい
パッシブをクリティカル型にし、装備でキャストスピードを盛る
②安く”運用の快適性”を上げたい
パッシブをスペル効果持続時間型にして避雷針を取得し、装備でキャストスピードを盛る
③”DPS”と”運用の快適性”を上げたい
パッシブをクリティカル型にし、装備でクリティカルとキャストスピードを盛る
いずれの場合にも追加ダメージとダメージ増加は正義であるが、富豪を除いて最優先ではない。
おわりに
正確なデータを元にしていない記事の信憑性の低さは重々承知の上で、元々「アーチメイジスパークロードマップノートブック」は個人の経験を新規プレイヤーに還元する意図であることを言い訳に記事を書き上げました。
正しいデータを元に記事を書いたり動画を作ったりすることはそれが得意な人に任せ、少しでも多くの皆様に寄り添った目線になるよう意識しました。
読んでいただいた皆様にそのように感じてもらえ、また役に立ててもらえるような記事に仕上がっていれば幸いです。
皆様のpoe2ライフがより良いものとなることを祈っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ここから先は宣伝なので不要な方は特に読む必要はありません。
宣伝目的で記事を書いたわけではありませんが、最後に宣伝がついていて「結局宣伝かよ！」となる気持ちはよくわかります。
Twitchで配信を細々とやっています。
同接はほぼ居ませんが、見つけてくださった上で更に時間を使っていただいた皆様に楽しんでもらえるようエンタメを意識しており、同接0でも壁に向かって話し続ける稀有な配信だと自負しています。
（意図的なチル配信を除き10秒以上喋らないことがほぼありません）
この記事の内容に関して個別に聞きたいことなどがあればお答えしますので是非一度覗きに来てください。
込み入った内容は答えられないけどね、新規プレイヤーだからさ。