迷子のすゝめ
それはそれは、19年の人生の中でも一番の病み期にあった頃の話。
大学を辞めようか、続けようか、あ、でもオンライン授業うけてないや(一番やっちゃいけないやつです。)…。
実家に帰ってきたものの、ふらふら路頭に彷徨っていたあの頃。
高校時代の友人が免許を取ったらしく、ドライブに行こうと言うので私も行くことに。
地元のめちゃめちゃ綺麗な川に行こう!と盛り上がったのも束の間、
彼女は迷いだしてしまいます。
しかし運転しているうちに、
「あ、この辺そういえばタピオカ屋できたとか聞いたわ。」
と言い出し、適当にマッチアプリも見ずに迷いながらも到着。
こんなド田舎にタピオカ屋なんてあったのか…。
と思っていたのだが、メニューも豊富だし、コンビニのやわやわなのじゃなくって、あ、これ専門店のタピオカや!ってなった。
迷子になった末にこんな美味しいお店を見つけられるとは思わなかったので感動してしまった。
なんだあ、遠回りしていいんだ。
そう思えた。
ちなみに最近、何も考えずに知らぬ道をプラプラと歩いていたら古民家カフェを見つけてしまった。
そこで飲んだカフェラテは絶妙だった。
次はブラックに挑戦したいところだ。
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