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自分がアダルトチルドレンかも?と思ったら

AC(アダルトチルドレン)って言葉を、最近よく耳にします。
いわゆる、機能不全家族の中で育った子のことを指します。

若い世代のACが増えている

ACが増えた背景には、時代の流れも大きく関わっているといえます。

日本の核家族化のスピードは、

アメリカの4倍
ヨーロッパの10倍!!

というデータもあるようです。

世の中が急激に便利になっていく事に対して、心や文化がついていけていないことが、今になってしっぺ返しのように反映されているのでは、という説もあります。

急激に便利になるメリットの一方では、必ずどこかで、何かしらのゆがみが生じてくる、というデメリットがあるということも、忘れてはいけないですね💡

機能不全家族とは

ACの育った環境や、親のパターンは以下のようなものがあります。

  • アルコール依存

  • ギャンブル依存

  • 薬物依存

  • その他依存症

  • 暴力、暴言

  • 支配的

  • 過保護、過干渉

  • 性的虐待

  • ネグレクト

  • 肉体的、精神的虐待

など、色んなパターンがあります。

虐待や、アルコール依存のように
目に見えてわかる場合もあれば

一見、ごく普通の家族
すごくいい家族にみえても
子どもがACになる場合もあります。

例えば、

  • 父親が仕事ばかりで家に不在

  • 親の社会的地位が高いことでの重圧

  • 兄弟間の差別やプレッシャー

  • 愛情の押し付けや支配

のように、本当に色んな背景から子どもは影響を受けていることがわかります。

人の持つタイプによってどう成長していくかは違う

ACの生まれ育った背景を抱えながら、どう成長していくかは、その人のタイプによるようです。

  • 反面教師タイプ

  • 反発タイプ

  • 世話焼きタイプ

  • 無気力タイプ

など、いろんなパターンがあるそうです。

また、依存症の親の元で育った場合、
子どもも同じように依存症になる事が多いといいます。

抱えている生きづらさや寂しさ、虚しさを、行為(恋愛、セックス、買い物、ギャンブルなど)や物質(アルコール、薬など)で埋めようとしてしまいがちです。

そして、自分の育った親のモデルしか知らず、
いい親のモデルを知らないことから

自分が結婚して子どもを産んだりした後に
負の連鎖として、同じように機能不全家族を
作っていってしまう場合もあります。

自分がACだと気付いたらどうしたらいいか

では、自分がACなんじゃ?と思った時
どうしたらいいかを考えていきましょう⭐️

自分はACだという認識をもつ

生きづらさ、は成人になってから感じる場合が多いようです。
そして、その生きづらさは自分のせいだ、と
自分を責めてしまう人もいます。

そこで大事なのは、

ACになったのは自分のせいではない

という事をしっかり認識すること。

今の生きづらさは、自分のせいではないんだ
と気づくことで、少し肩の荷が軽くなります。

医療機関にかかっている場合には、ACであること、もしかしたらACかもしれない旨などを伝えておく事も大事です。

心理的、身体的に親と距離を置く

まずは、親のもとから離れて暮らすこと。
そして、精神的にも自立していくことが大事になってきます。

親は責められたり、突き放されることで
優しく接してきたり
なにかと尽くそうとしてくることがあるかもしれません。

そうやって親が子に依存し、
子もそれを突き放すことがなかなか難しく
精神的にも身体的にも離れられないことを共依存と言います。

出来れば、親の方にもなんらかの心理的教育や、カウンセリング、治療を受けてもらうのがベストではあります。

人生の主役は自分

もちろん、ACになった原因は親や家族の責任ですが、いつまでも親のせい、過去に囚われていては
問題は解決していきません。

人生の主役は自分で、
自分で切り拓いていくという決意を持つことで

人の人生、親の人生を生きるのではなく

自分の人生を生きることにシフトチェンジしていくことが解決の鍵です🔑


ただ、頭ではわかっていても
心から感じるようになるには、時間がかかるかもしれません。

その為にも、自分の過去や今感じる感情、思いなどに気付いていくことや、感じること

小さい頃の自分は、本当はこうして欲しかった
など、心の奥の奥にある抑え込んでいた欲求や感情を

少しずつ吐き出していくことができたらいいのではないかな、と私は思います。

是非そんな場所や
カウンセラー、話を聞いてくれる人などを
見つけていって欲しいと思います。

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