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命を延ばすための治療。治療の分類

 ほとんど全ての医療行為が延命だけの意味を持つ医療行為となりえると、お伝えしました。
 とはいえ、遭遇する頻度の高い医療行為はある程度決まってきます。
 今回はそれらを分類してみたいと思います。
 また、治療には、必要と判断してから実際にその治療を実行するまで、時間的に余裕があるものも、無いものも有ります。
 それも、記載します。

遭遇頻度の高いもの
  心肺蘇生法(判断時間:数秒〜数分)
  人工呼吸器(判断時間:数分〜数時間)
  末梢点滴
    判断時間:重症度による。数分〜数日
  栄養投与(判断時間:数日〜数週)
  輸血(判断時間:数時間〜数日)
遭遇頻度が高く無いもの
  人工透析(判断時間:数時間〜数日)
  化学療法(判断時間:数日〜数週)
  手術
    消化管穿孔などの急性疾患
      判断時間:数時間〜数日
    悪性腫瘍などの慢性疾患
      判断時間:数週〜数ヶ月

 ざっと並べてみました。

 これはあくまでも、延命的な治療になるかどうか悩む時に、悩みの種になりそうな治療です。
 そして、主観です。

 次回から、それぞれの治療について、話したいと思います

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