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アドバンスト・ケア・プランニング(Advanced Care Planning : ACP、人生会議)のやり方①

 前回、アドバンストケアプランニング(Advance Care Planning:ACP、人生会議)の真髄というか、目的を説明しました。
 では、実際にはどうするのか?
 先ずは話し始める前に、話す雰囲気を作りたいです。

 これは、私の考える理想の、話し合い方です。

 登場人物は2人(人物①、人物②)
 2人の関係は、親子でも、夫婦でも、恋人でもいいので、お互いに信頼できる間柄。 
 状況は、2人で一緒に、テレビで医療系のドラマなんかを見ている。
 画面には、家や病院で登場人物が急変する場面が映し出される。
人物①「自分もいつか死ぬよね」
人物②「まあね」
人物①「その時はXXXXXな感じの治療してほしいな」
人物②「うん、わかった。自分は△△△△△な感じがいいな」
人物①「わかった」

 てな感じです。
 別に、テレビを見ている時で無くてもいいのですが、要するに、かしこまって、なんかあった時の治療の話をするのではなく、日常生活の一場面で何かあった時の治療を話せるのが、理想かと考えています。
 というものも、やっぱり改まって話し合おうと思うと、なかなか、機会が無いと思います。
 それよりも、日常の何気ない時間の中で、自分の受けたい医療の希望を話す方が、話し合う機会も増えるので、いいかと思います。
 実はこれ、医療関係者の家庭、特に医師や看護師の家庭でやられているような気がします。
 私調べですが。

 とは言え、
 一般の人達は、具体的な医療行為を目にすることもほとんど無いので、いきなり受けたい医療行為に関して話し合うこともできないと思うので、簡単に話し合える方法を考えてみたいと思います。

厚労省のサイトです。
「人生会議」してみませんか|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

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