見出し画像

人生会議、ACP、このマガジンの目的

 前回まで、3大延命的になりある治療。
心肺蘇生人工呼吸器強制栄養について説明しました。

 今回は、もう一度、このシリーズの目的を確認したいと思います。

 目的としては、ACP(advanced care planning)、人生会議を気軽にやりましょう。と言う事です。

 なぜ、人生会議が重要か?

 延命治療と言う言葉があります。
 延命治療はしたく無い、と言う話をよく聞きます 
 ですが、
 延命治療ってなんでしょう?
 特別な治療法があるのでしょうか?

 実は、
 延命治療と言う具体的な治療方法は存在しません。
 救急病院とかでやる、救命的な治療と延命治療では、実際に行う医療行為は、ほぼ一緒です。
 すべての医療行為は、命を伸ばすためにやります。

 違いは、何のためにやるかだけです。

 救命的な意味に考えた時には、その人が救命された後に、幸せな人生が送れる事を考えていたり、生きてる事が幸せだと、医療関係者、家族も含めて考えている時には、救命的な治療だと思います。
 一方、延命治療は、その先の人生の幸せを考て無くて、ただ、命を伸ばすためだけに行っている時だと、思います。

 じゃあ、延命治療にならない様にするには、どうすれば良いか?
 次に説明します。

 人生会議、ACPをするための材料が、行政からたくさん出されています。


 厚生労働省のサイトです。


 横浜市が作っている人生会議の短編ドラマです。
 2本あって、竹中直人さんと高島礼子さんが、それぞれ主演をしています。


いいなと思ったら応援しよう!

医療情報屋
気に入りましたら、投げ銭をください。 飛び上がって喜びます。