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5月18日

地球、いつもわたしを最高の気持ちにさせてくれてありがとう

前のような向上心がまったくないのですが、どうにかしなきゃなあと思う反面もうこのまま寿命まで生きてくたばっても悪くないなと思ってる。たぶん生きることに執着がなくて、やりたいことも見たいものも行きたいところも無限にあるんだけど、なにも成し遂げなくてもよくて、ただ今、死ぬ理由も死んでしまう事故も殺される身に覚えもないから生きてる。なにもしていないの。時間がずっとゆっくり進んでいて、いつ死が始まってもきっと大丈夫わたしは溶けて交われると分かってて、けどいまは生きて地球に寄り添っていられることがしあわせ。結局、立派な生きていたい理由よね。

昔からそうなのだけど、自分に体があることがとっても不思議で、こうしてスマホを打ってるのも流れゆく景色をみてるのも間違いなくわたしなんだけど、わたしの指とおメメなんだけど、その事象がすごく他人事に思える。自由に指が動いていることが信じられない。体は器だ。いままでちゃんとスポーツをやったことがないからかもしれない。体の可能性を追及したことがないから。貞操観念がないのもこれに依るものかも。そのかわり好きじゃないとできない。

女とか男とか言うなとよく言うけれど、わたしこそがもっとも女々しくて、そして雄々しいと自覚していてきっとそれが許せない。女だの男だの気にして生きてきたからそれをよしとしたままにしたくない。もしわたしが男に生まれていてもきっと同じように生きてしまったと思うし同じように思っただろうな。女より女っぽいし男より男っぽい、まあいいかこれで、もういいかなこれで。いいと言って。

もうなんもないのだし、わたしにはなんもないのだし、時々思い出してくれるひとや時々心配してくれるひとがいるだけでわたしにはそれが全部なのだし、次の瞬間に想いを馳せなくても良い、いまいまが過ぎてゆくいまでいい、少しだって悔いはない。


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