子どもたちの成長や努力をサポートし、見届けるのは大人の役割だ。小中高大生の合唱発表会を鑑賞
小学生から高校生の少年少女合唱団の定期演奏会へ。マーブルタウンやせんぱいボイスで一緒に活動している大学生城野夏実なっちゃんが招待してくれて、仲間の石田くんと行ってきました。こちらのチラシに記載の絵は、なっちゃんが描いたものだそう(すてき)!
大学生はサポーターとして何人か参加しているようで、子どもと若い女性の声がひとつになっている演奏がとても良かった。
作曲家で指揮者の新実徳英さんは、東京大学工学部卒業後に東京芸大に進み作曲の道を選んだそうで、制作された音楽ひとつ一つにテーマがあり想像以上に惹き込まれて鑑賞してしまった。作詞家の谷川雁氏と制作したという楽曲たち、「就職」という曲や「ライオンとお茶を飲みたい」という曲など、子どもの頃はわからなかったであろう歌詞の在り方にとても感動した。「体温計の入れ物に恋文をいれて」のような情景が浮かぶ歌詞は心が動いた。理解するには人生経験がもっと必要だろうと思った曲もたくさんあった。
谷川氏は、1995年にお亡くなりになっているが、書き続けた机の上にかぶさるように息を引き取ったとのお話を聞いて、「私はマーブルタウン開催してる中で死にたいわ」とふと思い「籠田公園の真ん中で?ねえさん(同い年のくせに姉さんと言われている)本当にやりそうだな」「あと何十年がんばるぞ」なんて石田くんと笑い合ったのでした。
みんなマスクしながらも小学生から大学生までが一緒に作品作り上げるって、コロナでいろんなプロジェクトを延期にしてきたわたしからすると、こみ上げるものがありました。念のため書いておくと、オミクロン対策は会場の皆さん一丸となってやりました。どんな時も、子どもらの成長と成果はしっかり大人が見届ける責任があると思う。
そして、フルートをまた吹きたくなってしまった。なっちゃんありがとう。
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