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ちょっとでもできるようになったと思うようにしようと決めた大人の三回目の一人旅〜富山・金沢編〜その2

健康に無事に行って帰ってくるをモットーにしている私。今まではお弁当を食べてなかったので気付かなかったが、お弁当を食べるにはマスクを外さないといけないことに気付いた。

お弁当を堪能する!という気持ちになりきれず、そそくさとお弁当を食べきった。普段食べるのゆっくりなので、これはなかなかの苦行である。

テーブルを片付けて荷物を邪魔にならないようにしようと片付けていたとき、何かが落ちる音がした。あれ?何落とした?
音のした所を見ると何も落ちてない。あれ?

見渡すとお茶がゴロゴロと転がっていってるではないか。それに気付いたやさしい人が拾ってくれたのでお礼を言った。

片付けが終わり一段落したのでホテルの予約をとることにした。ここで当初とろうと思っていたいつもの系列のホテルは実は駅から距離があったと気付き、とる前に気付いてよかったと胸を撫で下ろした。

他のホテルを調べるも、部屋があいていなかったりでなかなか決まらない。いつのまにか値段を下げて調べていたが、例のトラウマホテルの件があるので、下げるなら上げよう!と、今までで一番お値段のはるホテルにした。これならば怖がることはないだろう。無事に予約をとることができた。だいぶ時間がかかってしまった。

ホテルの予約が終わってからは、窓の外を見てぼーっと過ごしていた。しかしながら今回の道のりはトンネルが多く、外が見えない時間が多かった。

新幹線は無事に富山に到着した。写真を撮りながら歩き始める。

チェックインまで時間があるので、富山城へ向かうことにした。

駅から富山城までは比較的まっすぐだった。歩いていたら前から来たおじさまに駅はどっちですか?と訊かれたので真っ直ぐです!と伝えた。旅先で道を訊かれたのは初めてだったので分かる所で良かった。ホ。

歩いている時にコーラを飲んでる小学生がいて、私も飲みたくなってしまった。
富山城付近に自販機があったので見に行くと、ちょうど小さいサイズのコーラがあったので迷わず購入して飲んだ。心と体が求めていたものを飲むと、とても美味しいしとても満足だ。
観光案内所があったのでお邪魔してマップを頂いた。いざ富山城へ!お城へ行くのは初めてだから楽しみにしていた。

富山城の中には博物館があり、せっかくなので入ってみた。順路通り進んで行くと展望台へ続く扉があったので展望台へ向かった。お城のまわりを見渡したあとマップを広げてこのあとどうするか考えた。チェックインまで時間はまだあるし、このまま歩いてガラス美術館へ向かうことにした。

近くに神社がありそうだったので行きたいなとは思いつつ、ガラス美術館の方が近そうだったのでガラス美術館へ向かった。

向かっていたらなんと近くの神社の鳥居が目に入った。こりゃ行くしかないじゃないか。

近くの神社、日枝神社を参拝してからガラス美術館へ向かうことにした。

旅先でその土地の神社で挨拶するのって大切な気がする。日枝神社を参拝し終え、ガラス美術館へ向かった。

ガラス美術館では常設展だけにするか悩んだが、せっかくなので全部の展示を見ることにした。

写真を撮りながら展示を観て回った。青や緑のガラスが特に好きだなあと思ったり、ガラスから漏れる影と光に魅了されたり。
気になった作品の作家さんの名前を確認し、そのあとまた気に入った作品を見つけだ時にあれ?もしかしてさっきと同じ作家さんが作ってるのでは?と思って確認して同じ作家さんの作品だった時は自分がなんとなく誇らしく思えた。

ガラス美術館の建物内には図書館もあり、通りがけに自然と目に入る。開放的でおしゃれで素敵だった。

展示を満喫し、お土産屋さんがあったので自分用とお土産用にちいさなガラス細工のお人形を購入した。一輪挿しとかも売ってたんだけど、買わなかったけどすごく可愛かった。。

ロッカーに預けていた荷物をとり、夕ご飯を食べに行くことにした。食べた後だとチェックアウトの時間を過ぎてしまいそうだったので、ホテルに電話して遅れることを伝えた。これでバタバタしないで済む。

元きた道を戻りながら、どこで何を食べようか考えた。有名な白えびを食べようと決めて、見つけた評価が高そうなお店に向かった。

夕飯時より少し早かったので、お店にはすぐに入ることが出来た。注文を済ませ、ほどなくして白えびがやってきた。

白えびは繊細なお味だった。食べた後はコンビニに寄ってお水を買い、ホテルへ向かった。夕焼けになってきている空が綺麗だった。

ホテルに到着しチェックインを済ませて部屋へ向かう。廊下がいつもより明るくて少し安心感がある。部屋へ入るも、いつものホテルと違うので勝手が分からない。電気をつけて荷物を置いた。

部屋の写真を撮っていると、ここで問題が発生した。

カメラに容量が足らない表示が出て、写真が撮れなくなったのだ。

まじかよ。全然気付かなかった。これは本当に困る。。

一旦カメラは置いておいて、部屋の中を見てまわった。

部屋は広くて、お風呂とトイレも別々だ。さすがちょっとお値段がするだけある。

おしゃれだからだろうか、照明もやんわり暗めである。もしかしたらもっと明るくなったかもしれないが結局明るくする術はずっと分からなかった。部屋はなるたけ明るくあってほしいと思った。

窓を開けて換気をしたかったが、自分で開けられないタイプだった。空気を入れ替えたい民なので仕方ないがこれはムムムである。

ちょっと気になる点はあるものの、まあいっかと気にしないことにした。

それより写真をどうにかせねば…

カメラをいじり、古い写真を消すことにした。めんどくさくて放置してたことが、ここへきて問題となってしまうとは…

無意味に消してなかった元彼との写真をどんどん消す作業に取りかかった。

まじで時間の無駄である。

なぜ旅先でこんな事を…

やることはさっさと済ませておかないといけないんだなとこんな形で痛感することになるとは思わなかった。

一気に消す方法もわからず、最初から調べれば良かったんだけれど、なかなかの枚数を一枚一枚消していった。未練も何もないのでただのめんどくさい作業である。しばらく経って一気に消す方法がわかり、また俺はなんて無駄な時間を…と思いながら作業を続けた。

そんな事をしてたら一時間半が経過した。まじで時間を無駄にしてしまったと悲しい気持ちになる。

お風呂やら歯磨きやらをさっさと済ませ、明日の予定を立てることにした。

ちなみにドライヤーの風が強いのは良かった。

雨晴海岸に行ってみたかったので、雨晴海岸からスタートさせることは決めていた。電車の時間を調べるも、なぜか本来ならあるはずの電車が乗り換え案内に表示されなかったりして、勝手が分からず困惑しっぱなしだった。

行ってみたかったところをいくつか出して、道のりを調べる。トロッコは遠いし、五箇山はバスの時間が難しそうだ…

もらった観光案内に載っていたヒスイ海岸も気になるが、ちょっと距離がありそうな…

どうしようと考えてると、ふと思いつく。

あれ、もしかして金沢の方が近いのでは???

調べると雨晴海岸から金沢までそんなに時間がかからないでいけそうだ。

ずっと行ってみたかった金沢。
そうだ、金沢に行こう!

ちょうど行ってみたかった神社にも行けそうだ。

雨晴海岸へ行った後は金沢に向かうルートにしようと決めて、この日は眠りにつくことにした。


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